★今街で噂の★酒そばとはこんなそば 酒そばってこんなそば

通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!

お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!

そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪

でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)


酒そばをゆでた後の蕎麦湯はえもいわれぬおいしさそばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪

いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪


★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そばこだわり酒そば

当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!


「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!

そば畑■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。

北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。

清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。


豊かな大地が育む小麦畑■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪

そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。

■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。


富山県高岡市雨晴海岸より望む立山連峰■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。

富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。

富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。

酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。

2021年01月31日

酒にまつわるもろもろの話 PART15「儀狄(ぎてき)」


漢字学者・阿辻哲次氏が日経に連載された「遊遊漢字学」より、阿辻先生の博識をお借りして酒を発明したのは「杜康(とこう)」であると書きましたが、よく調べてみると初めて酒を造ったのは、やはり同時代の「儀狄(ぎてき)」で「杜康(とこう)」はそれを改良したという説もあるようです。

それがいったいいつの時代であったかというと、これが古代中国の「夏」王朝のことであったとあります。考古学では、古代中国で最も古い王朝は「殷」(紀元前17世紀~紀元前11世紀)であるとされています。「夏」はそれより前にあったとされる伝説上の王朝とされてきましたが、近年考古学的な発掘によって、その存在が確認されつつあるということです。

「儀狄」「杜康」の時代は、それよりはるか前の「夏」王朝のことになりますから、「酒」の起源は少なくとも紀元前17世紀までさかのぼらなければならないということになります。

しかし、「儀狄」「杜康」の名が今日まで語り継がれているということは、やはり「酒」の存在がそこにあったからで、そうすれば「酒」の存在そのものが、「夏」王朝の実在を立証していることになるというのが、俄か考古学者( ← 私のことです)の説です。(笑!


その夏王朝の始祖・禹王(うおう)に「儀狄」が酒を献上した時、禹王は「この人を陶然とさせる美味な飲み物によって、やがて国を滅ぼす者が出るであろう」と言ったとか。

有名な「酒池肉林」の故事は、殷の第30代紂王(ちゅうおう)の悪政を語ったものですが、禹王の予言を実証したのが後の世の紂王ということになるのでしょうか。


・・・う~む、壮大なロマンですな。それに「酒池肉林」というのも、何やら魅惑的なにおいが漂ってきますし・・・。( ← レッドカード!


今宵は「酒」を傾けながら、はるか昔、中国古代王朝の「夏」「殷」の時代に思いをはせてみるのも一興。しかし、殷の紂王のたとえもありますから、固く己を戒めているところです。(爆笑!






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Posted by 酒そば本舗店長 at 10:36Comments(0)

2021年01月30日

「ノー・マスク・デー」


突然ですが、皆さんは「ノー・パンツ・デー」を覚えていらっしゃいますでしょうか?2002年にニューヨークの若者7人が、真冬にズボンやスカートを吐くはかずに地下鉄に乗ったのが始まりとか。それが60数か国にも広がり、真冬の一大イベントとなった。

・・・私なんかは、何故好き好んでそんな寒い思いをしなければならないのかと思ってしまいますがね。

寒いといえば、「アイス・バケツ・チャレンジ」というのもありましたね。氷水の入ったバケツを頭から被り、「次は誰々さん挑戦してください」というふうにつなげていくチャレンジゲーム。これは確か難病を患う人たちを支援するチャリティーでしたね。冷たい目にあって、そのうえ支援金も出そうというのですから、なかなかに見上げた精神の持ち主。


さて、ものごとには流行り、すたりはつきものというものの、この「ノー・パンツ・デー」も「アイス・バケツ・チャレンジ」も今冬この状況下でやろうという人は、はたしでいるものでしょうか。

そんな無理をして風邪をひいたりすれば、ただでさえ忙しい医療従事者の手を煩わすことになりませんか。きっと氷水より冷たい批判を浴びることになりましょう。

ここはじっと我慢の一手。不要不急の外出は控える。どうしても人と会わなければならないときは三密を避けた環境で短時間で済ますということでしょうか。(涙!

そうすれば、まあ、「ノー・パンツ」ならぬ「ノー・マスク」で地下鉄に乗れる日もやってこようというものです。


・・・「ノー・マスク・デー」が待たれます。





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Posted by 酒そば本舗店長 at 09:14Comments(0)ひとり言

2021年01月29日

雪国の宿命とはいえ・・・。


昨日は冬型の気圧配置が緩み暖かな一日で、積もっていた雪もずいぶん融けたようです。

早朝、夜が明けた直後の東の空をスマホのカメラ機能を使って撮りました。



晴れ渡った日はいつも北アルプス立山連峰の荘厳な姿に息をのむのですが、この日は不気味とも思える雲の姿にさしもの立山連峰のシルエットも影が薄く感じられます。

こちらは今朝同時刻に同じアングルから撮ったも。暑い雪雲が低く垂れこめて、荘厳なシルエットは望みようもありません。



日本海を発達しながら北上した低気圧が北海道の東海上に抜け、再び強い冬型の気圧配置となり、当地北陸富山では、昨日夕方より真冬に逆戻り。今週末は再び大雪に警戒が必要と天気予報のキャスターは顔をこわばらせていましたが・・・。

まあ、雪国に住む者の宿命とはいえ、お手柔らかに願いたいものです。






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Posted by 酒そば本舗店長 at 09:03Comments(0)今日あったこと

2021年01月28日

酒にまつわるもろもろの話 PART14「杜康(とこう)」


漢字学者阿辻哲次氏が毎週日曜日の日本経済新聞の文化欄に投稿された「遊遊漢字学」。私は毎週日曜の朝は新聞が配達されるのを待ちかねるようにして、玄関先で立ったまま最終面から読むのを常としていました。


「遊遊漢字学」には「酒」にまつわる話題も数多く取り上げてあります。まずは、「杜康(とこう)」から。

現代においても酒の製造には醸造技術者である「杜氏(とうじ)」の存在がなくてはならないのは、誰でもご存知でしょうけれど、「杜康」が「杜氏」の由来であるということをご存知の方は、少ないのではないでしょうか。

その「杜康」とは古代中国で酒を発明した人物の名前であると、阿辻先生は教えてくれています。酒の歴史は非常に古く、すでに商(殷)の時代(紀元前17世紀~前11世紀)の遺跡から、酒壺や酒杯などが発見されているのだとか。

「酒」という字は、中央が膨れた壺から酒が滴っている様を表している象形文字だということも、「遊遊漢字学」で習いました。酒好きにはよだれが出て来そうな何ともたまらない風景ですね。(笑!

当時の中国では酒壺は「玉」や「貝」と同様に宝であったということも、以前やはり「遊遊漢字学」で習いました。


そこで「杜康」を調べてみると、「エチルアルコールを含む致酔性飲料」と、本来「杜康」が内包するものとは真逆のまったく無機質なことばが最初に出てきます。

「杜康」には「酒」そのものの意としても使われるってこと、初めて知りました。


かの『三国志』の英雄曹操も、酒を側から離すことができなかったようです。

何以解憂 (何を以てか憂いを解かん)
唯有杜康 (ただ杜康あるのみ)

という、曹操の「短歌行」の一節が最後に紹介されていました。・・・ふ~む、曹操をしても「杜康」に頼らざるをえなかったと。

しからば私も、今までよりもまして「杜康」の力に頼らなければならないとしたものです。(笑!


それにしても、「杜康」とは、なんとも響きのよい言葉を教えていただいたものです。

「おい、ちょっと杜康と語り合おうと思うんだが、いいだろう?」なんて、女房殿を煙に巻いてやろうっと。(爆笑!







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Posted by 酒そば本舗店長 at 07:27Comments(0)

2021年01月27日

酒にまつわるもろもろの話 PART13「卯飲(ぼういん)」


漢字学者阿辻哲次氏が毎週日曜日の日本経済新聞の文化欄に投稿された「遊遊漢字学」。私は毎週日曜の朝は新聞が配達されるのを待ちかねるようにして、玄関先で立ったまま最終面から読むのを常としていました。

「遊遊漢字学」には「酒」にまつわる話題も数多く取り上げてあります。今回は「卯飲(ぼういん)」。


会津民謡の「会津磐梯山」では、小原庄助さんは、「朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つぶした」と歌われていますが、これは放蕩をかたく戒めるというよりは、そんな身分になってみたいものだという庶民の羨望が多分に見て取れる歌です。

・・・まったく同感ですな。(笑!

この「朝酒」ということば、小原庄助さんの例えもあって、あまり印象の良い響きを持ち合わせていないようですが、「卯飲(ぼういん)」と書けば少しばかり違ってくるようです。っていうか、そもそも「卯飲」なんていうことば知りませんでした。「暴飲」なら、しばしば経験して痛い目に遭っておりますからよく承知しておりますが。(苦笑!

阿辻先生は、中国宗代の詩人陸游(りくゆう)は、官界から身を引いたあと、「晨起復睡眠」(あしたに起きまた眠る)という詩で、「衰翁卯飲易上面」(衰翁 卯飲すれば面に上りやすし)と詠んでいると、紹介してくれています。

そもそも「卯(う)」は、干支の4番目に来る字。干支は動物に当てはめられて数えられたりしますが、「ウサギ」にあたるいえばわかり易いですね。

昔から干支は、時刻を表すのにも使われて来たのもご存知でしょう。「草木も眠る丑三つ時」とは、「丑(うし)」の刻の三つ時。午前2時半から3時ころを指します。「寅(とら)」は午前4時。「卯(う)」は午前6時というわけです。

もうおわかりですね。「卯飲」とは、朝の6時から酒を飲むこと。「朝酒」そのもののことを指すのでした。(笑!

しかし、庄助さんはどうだったか知りませんが、陸游はあくまで役人をリタイヤしてからのこと。当時の中国の役人は午前6時が出所時間であったというのですから、陸游にしてみれば、「卯飲」は格別の味わいであったろうと想像できます。

現代のお役人の出勤時間は概ね午前9時としたものでしょう。当時の中国のお役人はなぜにそんな早くから出仕しなければならなかったかといえば、為政者(皇帝)が早朝に政務をとったからで、「朝廷」ということばもそれに由来すると阿辻先生は教えてくれています。

ほぉ~、そのような由来があったとは知りませんでしたね。朝廷に出仕する官吏の出勤簿を「卯簿」、登庁して点呼を受けることを「応卯」というのも耳に新しいことです。


・・・う~む、「卯飲」ですか。今度の休みの朝、女房殿に言ってみようかしらん。

「お~い、久しぶりの休みだ。『卯飲』としゃれ込もうと思っているんだが」なんて。

・・・くわばら、くわばら。

「触らぬ神に祟りなし」と言いますからね、あとから面に上った赤ら顔をとがめられてはたまりません。(爆笑!







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Posted by 酒そば本舗店長 at 06:33Comments(0)

2021年01月26日

酒にまつわるもろもろの話 PART12「玉」、「貝」、「酒」


漢字学者阿辻哲次氏が毎週日曜日の日本経済新聞の文化欄に投稿された「遊遊漢字学」。私は毎週日曜の朝は新聞が配達されるのを待ちかねるようにして、玄関先で立ったまま最終面から読むのを常としていました。

本日取り上げるのは、「宝」。

まあ、普通日本人なら「宝」という漢字を知らぬ人はいないでしょうが、「宝」はかっては、「寶」と書いたということをご存知の人は、少ないのじゃないか。・・・っていうより、そんな知識のある人は、阿辻先生ぐらいでしょう。(笑!

阿辻先生の博識をお借りすれば、「寶」は、「宀」(家の屋根)と「玉」(ぎょく)と「缶」(酒壺)と貝(財産を表す)からなる漢字。すなわち、家の中に宝石と酒壺と金銭があることを表しているのだと。

「玉」は希少な石とわかりますね。「貝」も財産を表す字に使われていますからこれもわかります。しかし「缶」は、「ほととぎ」とよばれる胴の中央が膨らんだ壺のことだとは知りませんでした。

中央が膨らんだ壺に何を入れて貯め込んだかといえば、酒でしょう。・・・ほぉ~、古の中国の人はエライものですな。宝石と銭金はわかるとして、「酒」も貯め込むべき貴重品だと言っている。(笑!

阿辻先生は、古代においてはそれらはたしかに素晴らしい財産だったろうが、現代の目から見れば、それを「宝物」と考えるのはあまりにも即物的な認識であるとおっしゃっていますが、私の考えは少々違います。

宝石や金銭にこだわるのは確かに即物的であるの指摘は免れないでしょうが、酒にひと時の安らぎを求めるのも即物的と断じるのは、あまりにもせつないというものではありませんか?

胴の中央が膨らんだ壺の中身の減り具合を気にかけた古の中国人の気持ち、私にはよぉ~く理解できますが・・・。(笑!

阿辻先生、いかがでしょう?








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Posted by 酒そば本舗店長 at 09:05Comments(0)

2021年01月25日

酒にまつわるもろもろの話 PART11「酒は天の微禄(びろく)なり」


漢字学者阿辻哲次氏が毎週日曜日の日本経済新聞の文化欄に投稿された「遊遊漢字学」。私は毎週日曜の朝は新聞が配達されるのを待ちかねるようにして、玄関先で立ったまま最終面から読むのを常としていました。

今日取り上げるのは、「酒」弁護の成句の数々。


・・・私も常々「酒」を弁護している者の一人です。(笑!

もしかしたら、阿辻先生も奥様と日ごろこんなやりとりをなさっているのではないかと想像しています。


「古来より『酒は百薬の長』というではないか」

「あら、『過ぎたるは猶及ばざるがごとし』ともいいましてよ」


私は今「古来より」と言いましたが、これが一体いつから言われて来たのかというと、なんと古代中国前漢の歴史を記した「漢書(かんじょ)」に見えるのが最初だと、阿辻先生は教えてくれています。

「漢書」には、こう表されているのだそうです。

「それ塩は食肴(しょくこう)の将なり。酒は百薬の長にして、嘉(よ)き会の好(よしみ)なり。鉄は田農の本なり」

さすれば、以来2000年以上も前から、酒飲みはこの成句を珠玉のごとく大切に温め、飲酒の弁護に努めて来たということになりますね。

また漢書にはこの他にも、「酒は天の微禄(びろく)にして、帝王の天下を養うゆえん」とか、「百礼の会は酒あらざればおこなわれず」という文句もあるのだとか。

・・・う~む、「酒は天の微禄(びろく)」とは、これまたいい響きではありませんか。(笑!

帝王が民草の為に政をおこない国を治める唯一の対価として、天が与えたわずかばかりの褒美が酒ということですから、早速妻に言って聞かせなければなりませんな。


「たとえ過ぎたると雖も、酒は天の微禄なれば、わが家を養うゆえんなり」と。

・・・ダメか?(大爆笑!








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Posted by 酒そば本舗店長 at 07:48Comments(0)

2021年01月24日

酒にまつわるもろもろの話 PART10「憶良らは 今は罷らむ・・・ 」


「酒」をテーマにした過去の記事を編集して、「酒にまつわるもろもろの話」と題して、一日読み切りでショートエッセイ風にお届けしています。


酒は「お神酒(おみき)」というくらいですから、酒の歴史を遡ればそれこそ神代の昔からということになりましょう。古来より歌にも数多く詠まれています。わが国最古の歌集「万葉集」から拾ってみますと、大伴旅人はこのように詠んでいます。

第340番
古の 七の賢しき人たちも 欲りせしものは 酒にしあるらし

第341番
賢しみと 物言ふよりは酒飲みて 酔ひ泣きするし 優りたるらし


山上憶良は、自らの名を歌に詠み込んでいますね。

第337番
憶良らは 今は罷らむ 子泣くらむ それその母も 我(わ)を待つらむそ


NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」の第36回をご覧になられましたでしょうか。光秀が万葉の歌人の中で誰が一番の詠み人かと問われるシーンが出てまいりましたね。時の帝・正親町天皇の意を受けた側近の三条西実澄が、光秀の人格を探ろうとして問うたシーンです。

光秀は、山上憶良であると躊躇なく答えています。その理由はとさらに問われて、憶良はこの国と帝の、そしてさらには己の家族の安寧と平和を願った歌を数多く残した詠み人だからと答えておりました。



結婚して子供ができて・・・、仕事上での付き合いの酒席の場で、さんざんに酒を無理強いされたということ誰だっておありでしょう。


・・・早く家へ帰って妻や子の顔が見たい。

私も同様な理由で山上憶良の歌が一番好きです。






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Posted by 酒そば本舗店長 at 08:25Comments(0)

2021年01月23日

酒にまつわるもろもろの話 PART9「赤ワインのポリフェノール」


「酒」をテーマにした過去の記事を編集して、「酒にまつわるもろもろの話」と題して、一日読み切りでショートエッセイ風にお届けしています。

まったく酒飲みというものは始末におえないもので、「酒は百薬の長」といっては酒を飲み、ビールは痛風に悪いといえば、ワインなら大丈夫と言ったり、とにかくなんとかして飲もうというわけです。

フランス人は同じ動物性脂肪を多く摂取する他の欧米諸国の人々に比べて、心臓疾患で死亡する人が少ないのは、普段からよくワインを飲むからだと言われています。ワインに含まれるポリフェノールが血中のコレステロールを低下させたり、高血圧を予防したりする効果があるというわけです。

しかし、そんなことはなかったという酒飲みをがっかりさせる研究報告がこのほど発表されたという話題。


ウエブトピックスより
赤ワインのポリフェノールに健康への効果確認できず

私なんぞは声を大にして主張したいものです。ならば、フランス人の心筋梗塞の死亡率が顕著に低いのはどうしてなんだと。


その答えはいたって単純にして明快でした。フランス人はワインの飲みすぎで肝臓疾患で死ぬ人が多いから、相対的に心臓疾患で死ぬ人が少ないだけなんだって、まったく酒好きに冷や水を浴びせるようなことを言ってくれるものです。(苦笑!


こうなりゃ、焼け酒をあおるしかありませんね。・・・って結局飲もうというのですから、どうにも始末におえません。(爆笑!



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Posted by 酒そば本舗店長 at 07:42Comments(0)

2021年01月22日

酒にまつわるもろもろの話 PART8「水分補給」


「酒」をテーマにした過去の記事を編集して、「酒にまつわるもろもろの話」と題して、一日読み切りでショートエッセイ風にお届けしています。


昨今は世界各地を襲う自然災害の劇症化の問題が、地球温暖化の問題と関連して、何かとかまびすく言われて久しいです。

我われが最も身近に感じるのは、夏の異常な気温上昇。私らが子どものころはひと夏で最高気温が35度にもなることは少なかったようにに記憶していますが、最近では40度を記録する年があることがありますからね。

ニュースでも必ず「生命の危険をともなう暑さ」というような表現を用いるようになりました。昨年あたりからでしょうかね、それ以前は「熱中症にご注意ください。こまめに水分補給をすることを忘れずに」といったコメントだったように思いますが。

さてその水分補給ですが、ただ水分を取ればいいというものではないそうですね。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」とはけだし名言、熱中症同様に低ナトリウム血症にも十分注意が必要だという話題。

ウエブトピックスより
正しい給水方法は?低ナトリウム血症にご用心

高血圧の人は塩分の取りすぎに注意しなければならないというし、水分を摂り過ぎて血液中の塩分濃度(ナトリウム濃度)が低くなっても厄介とは、人の体とはなかなか繊細なものだと思います。文字どおり塩梅が大切ということでしょうか。


私らが中学生のころは、運動中に水分を摂るのは体が鈍ってよくないと厳しく指導されたものでした。部活の練習の合間に流水で顔を洗い、口をすすぐことは許されても絶対に水を飲んではいけないと、先輩が水飲み場の蛇口の横で監視していたものです。うがいをした後の水をほんの少しばかり口中に残して、先輩の目を盗んでそれを飲み込んだときの水の美味しさったら、45年以上経った今でもはっきり思い出すことが出来ますね。

同様に今ではかえって足腰の筋肉に悪影響を及ぼすことが分かり、まったく取り入れることがなくなった「うさぎ跳び」も、私らは盛んにやらされた口でした。これも先輩が後ろからついてきて、胸を張ってしっかり腰を落として跳ぶことを強要されたものでした。

今思えば、これらは精神の鍛錬のためには確かに有効な手法ではあったでしょうね。のどをカラカラにして、足腰を震わせ、目を泳がせるようにして先輩を恨めしく見つめたものでした。


それでも誰一人として熱中症で倒れたり、足を痙攣させたりしなかったのは不思議と言えば不思議。きっと私がそうであったように、先輩の目を盗んで上手に水を飲んだり、膝を深く折らずにぴょんぴょん跳んでいる振りをしていたのでしょう。(笑!

・・・肉体ばかりか精神の鍛錬も免れた結果、今日の自堕落な私があるというわけですな。(苦笑!


さて血中の塩分濃度もさることながら、糖分濃度にも十分気をつけなければならぬ自堕落な中高年に育った私としては、今後水分補給には十分気をつけたいものだと思ったことでした。・・・蛇足ながら、アルコール補給についても同様であります。(大爆笑!








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Posted by 酒そば本舗店長 at 10:09Comments(0)

2021年01月05日

正月の過ごし方


皆さん、どのようなお正月をお過ごしになられましたでしょうか。

・・・て、コロナ、コロナで外出は控えて、ずっと家で過ごしたんじゃなかったのかい。(怒!


「外出は控えて家で静かな正月を」と菅総理がおっしゃったのを盾にとり、わが家では今年は寝正月と決め込みました。食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活を謳歌した結果が、そのまま正直に反映してしまった腹回りを持て余す正月は5日の朝を迎えております。(苦笑!

ウエブトピックスより
肥満は今や世界中で、飢えよりも深刻な健康上の大きな問題


今や人は、「人生を終える時まで平均14年間を病気や痛みを抱えて過ごしており、(寿命が)延びた分の人生における生活の質は決して高くはない」という報告。

確かに14年間も病気や痛みを抱えた人生は、質が高かろうはずがありませんが、かといって雑煮もおせちもほどほどに、酒もお屠蘇で唇を湿す程度、こたつに横になってうたた寝を貪るなどは論外という正月三箇日の過ごし方は、はたして質が高いのだろうかと、私なんぞは思ってしまうのです。(笑!

貴方は長期的展望に立った正月三箇日の過ごし方を選ばれたでしょうか?それとも短期的悦楽を謳歌する過ごし方を選ばれたでしょうや?

まさか悦楽は悦楽といっても、正月を大勢の人と酒を酌み交わしながら、大声で歌ったり踊ったりして楽しく過ごしましたなどという、刹那的すぎる選択をしましたという人はいらっしゃらなかったとは思いますが。





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Posted by 酒そば本舗店長 at 07:49Comments(0)今日あったこと

2021年01月04日

幸も不幸も心の持ち方次第であると。


確かに日ごろ生きていく中で困難な局面に遭遇したとしても、あの時今よりずっと苦しい局面を歯を食いしばって乗り越えたではないかと、自分自身を鼓舞して頑張るってこと、一度や二度ならずあったように記憶しています。

しかし、それはあくまで自分自身の経験を思い出してのこと。まさかそれが親の代の経験も関係しているかもしれないなどと、そんなことを考える人は誰もいないでしょう。

「親の因果が子に報う」という言葉は、どちらかといえば現生の不幸は前世での悪行が原因であるという仏教的な戒めの言葉と理解されますが、もし、親が苦難を乗り越えて獲得したストレスへの耐性や生き残る力が、子や孫にも引き継がれるとしたなら、まさしく「親の因果が子に報う」ということになりますね。


ウエブトピックスより、
苦難越え得た能力、子孫にも継承 京大が線虫で確認

科学の世界では、実験の結果に10%~20%の差異があれば、そこには明らかにその差異が生じる原因があると考えるのが一般的ですから、親の因果(ストレス)がその代だけでなく子孫にも報いた(ストレス耐性の獲得)と考えたくなります。

線虫でそうであるならば、人間でもと思いたくなるのが人情。果たしてこの研究結果は、ヒトの環境への適応力を子孫に継承するという種の生存戦略への応用につながるものでしょうか?


よくよく考えてみれば、我々は「若い時の苦労は買ってでもせよ」とか、「艱難汝を玉にす」などという言葉を普段よく聞かされているではありませんか。しかし、己の今の苦労が子や孫の代になって報われるというのは、切ないといえばこれほど切ない話はないような気がしませんか。

「禍福は糾える縄のごとし」という諺は、現況の幸福を戒めるという意味もありましょうが、どちらかといえば不幸な境遇にあっても、やがて必ず幸福がやって来るという希望的な意味合いのことばと解釈するのが一般的です。しかし、その周期までは言及していないことに、私は今気づき愕然としています。

私は、その周期は長くても10年、20年のことであろうと思ってきたのでしたが、もしかしたら50年、60年、いや100年、200年待たなければならないということもあるのだろうか?

・・・、いかん、いかん。ものを悲観的に考え出すと、負のスパイラルに巻き込まれて奈落の底に落ちてしまうとは、このことではないか。


人生に困難はつきもの。辛いにはこの上なく辛いですが、後世(子や孫の世代)になってそれが報われるというのなら、結果良しとしたものではないですか。線虫を習ってじっと耐え忍ぶとしましょうか。(苦笑!


古の中国の賢人は、同じ「禍福」を使ってこうも教えてくれています。

「意之所存、便為禍福」(意の存する所は、すなわち禍福となる)


幸も不幸も心の持ち方次第であると。










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Posted by 酒そば本舗店長 at 07:58Comments(0)ひとり言

2021年01月03日

「装う」


昨年はコロナ、コロナで一年を棒に振った感を強くしますが、その勢いは衰えるそぶりも見せません。各種スポーツでも開催そのものが困難な状況に追い込まれ、無観客試合などという苦肉の策が講じられたのは記憶に新しいですね。

熱烈なプロ野球ファンであれば、ひいきのチームを応援するのは当たり前のこと。黄色一色に染まる甲子園球場、真っ赤に染まる広島マツダスタジアム。永遠のジャイアンツファンを自認する私としましては、そのような状態の球場には足を運びたくありませんね。自宅に一人こもって応援します。(笑!

ところがこれがビジネスの世界となると、そうもいかない事情があるとか。

 「広島に来れば赤くなる」

広島に赴任してくる転勤族の支店長や支社長には、こんな不文律が存在するらしい。

ウエブトピックスより
カープファン装ってまで…広島の仁義なきビジネス事情


職場はもとより、取引先との関係を円滑にするため、県外からやってきた駐在幹部はカープファンを装うというのです。まさに文字通り「朱に交われば赤くなる」というわけです。

・・・そういえば、私も永遠のジャイアンツファンでありながら、ドラゴンズファンを装った経験がありますな。

私は学生時代の4年間を名古屋で暮らした経験があります。あれは確か3年に進級した年ではなかったか。ドラゴンズがセリーグを制覇し、板東英二が歌った「燃えよドラゴンズ」が大ヒットした年のことでした。

下宿先の近所にあるお好み焼き屋(なぜかお好み焼きは焼きそばを中にはさむ広島風でしたが・・・)の親父がどうしようもないくらいのドラゴンズファンで、店に来る客はドラゴンズファンだと頭から決め込んでいる。(笑!

お好み焼きを焼きながら、その日の試合を客に解説し出したら止まらない。かくして永遠のジャイアンツファンは、味は天下一品美味いはずのお好み焼きを苦い思いをしてビールで咽喉に流し込むのでした。(笑!

とある日、親父がことのほか静かに鉄板の前に立っている。ははぁ~ん、ドラゴンズが負けたのだな。そこで私はこう言ったのでした。

「マスター、スポーツニュースの時間でしょ。テレビ入れてくれない?」

「えっ、見るんですか?」

実を言うと、その日の試合は、9回の表にジャイアンツが1点を取り、そのまま1対0で逃げ切った試合結果を知っていてスポーツニュースを入れろと言ったのでした。


「おおっ、0対0だね」

「・・・」

「さすが星野仙一だ、このまま完封だがねぇ~」

「・・・」

ドラゴンズが完封されるのを最後までお好み焼き屋のおやじに見届けさせてから、私はこう言って店を出たのでした。


「なんだ、完封負けかよ。最後まで見るんじゃなかった」


その日のお好み焼きの美味しかったこと、今でも忘れることができませんなあ~。(爆笑!





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Posted by 酒そば本舗店長 at 08:05Comments(0)ユーモア

2021年01月02日

年明けうどん


義士を偲んで討ち入りそばを食えだの、年越しそばを食わねば年を越せないぞだの言っていたかと思えば、一晩寝たら正月はうどんをすすれとは、これは間違いなく麺屋の理屈。(笑!

皆さん、お召し上がりになりましたか?年明けうどん

蒲鉾と梅肉、カイワレを添えて冷しで食べました


私は、細めんに赤い色取りとして蒲鉾と梅肉、それにカイワレを添えて冷しうどんにして食べました。・・・雑煮を食べた後。(笑!

よくよく考えてみれば、商売柄とはいえ、日ごろうどんやそばの食べない日はない私ですから、別段改まって年が明けたからといって年明けうどんというほどのこともないのですが、赤い色取りの食材にこだわるってことそうそうあるものではありません。・・・っていうか、いつも刻みネギだけの素うどんですから。(笑!


純白で清楚なうどんを年の初めに赤い色の食材といっしょに食べることにより、その年の幸せを願うのが「年明けうどん」。

どうか今年一年が健康で幸せな年となりますように。・・・もちろんコロナ禍が鎮まり人々が穏やかな日々を取り戻せますように。





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Posted by 酒そば本舗店長 at 08:31Comments(0)今日あったこと

2021年01月01日

不要不急の外出


令和3年の新しい年が明けました。

新年といえば日本人なら初詣ということになりますが、今年はいささか事情が違うようです。コロナ感染防止のために、「人込みを避けて不要不急の外出は控えるように」と叫ばれていたのはご承知のとおり。

さらには当地北陸地方は、数年に一度の寒波襲来による大雪が予想され、この観点からも外出を控えるようにとの要請が出ておりました。

はたして初詣が不要不急の外出に当たるのかどうかの疑問は残るとしても、これだけかまびつしく「不要不急の外出を控えるように」と叫ばれれば、もううんざり。

・・・今年は寝正月と決め込みました。

この雪が融け、コロナ禍も穏やかに収束するようなことになれば、そのときにはお礼の意味も込めて神社に詣でることとしましょうか。






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Posted by 酒そば本舗店長 at 12:11Comments(0)今日あったこと