通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!
お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!
そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪
でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)
そばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪
いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪
★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そば
当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!
「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!
■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。
北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。
清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。
■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪
そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。
■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。
■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。
富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。
富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。
酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。
2018年09月30日
「地球怪食紀行」
芳しいにおいなら嗅いで恍惚にひたってみたいと思いますが、クサイにおいはご免被りたいもの。でも、怖いもの見たさ、クサイもの嗅ぎたさ、ちょっと鼻を近づけてみるっていうのはありかも知れません。
普段なかなか嗅ぐことができない「におい」を、実際に嗅いで楽しむという展覧会が大阪・梅田で開催されているという話題です。
ウエブトピックスより、
加齢臭かいだ女子、のけぞったけど「大満足」 におい展
うら若き乙女が近寄って来てうれしくないオジサンはまずいないと思うのですが、鼻をクンクンしたかと思えばいきなりのけぞられたのではショック。こちらがのけぞりたい心境です。(笑!
同時に配信されている動画をご覧ください。加齢臭は言わずもがな、足のにおい、シュールストレミング・・・、中には「?」ってのもある。これは勇気が要りますねえ。(笑!
シュールストレミングって、イワシを発酵させたあの缶詰ですね。
東京農業大学教授で発酵学の第一人者でありながら、自ら「食の冒険家」と称する小島武夫博士は、その著「地球怪食紀行」の冒頭にこのシュールストレミングのことを書いておられます。
なんと小島先生は、ストックホルムのホテルの部屋の中でこの缶詰を開けてしまったのだとか。あわててトイレの便器に入れて蓋をしたものの時すでに遅し。それからしばらくの間、だれも先生のそばに寄ろうとはしなかったと。
後に地元の人に先生が聞いたところによれば、地元ではシュールストレミングは、冷蔵庫で冷して内部の発酵によってできたガスの圧力を下げてから空けるのだそうです。しかも、必ず家の外で空けるのが鉄則なのですと。
約50種類の「におい」を展示してあるというこの「におい展」、「地球怪食紀行」を片手に訪れてみるのも面白いのではないでしょうか。
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2018年09月29日
イチローのこと
毎週土曜日のニッポン経済新聞は別刷りの「NIKKEI プラス 1」が付いて来ます。私はこれを土曜日のおまけと呼んで楽しみにしています。実は一面に大きく取り上げられている「何でもランキング」のファンなのです。
今日取り上げられていたのは、「世界に挑んだ青 あの熱狂を再び」と題して、サッカーW杯と野球WBCそれぞれの「名勝負」ランキング。
野球WBCの部門で堂々の1位にランクされたのは、09年WBC決勝の日本対韓国の試合(5-3で日本の勝利)。
延長10回の表にイチローが決勝の2点勝ち越しヒットをセンター前に打ったその時の写真が大きく載っています。
2009年3月24日、プロ野球のペナントレースが開幕される直前のことでしたね。翌日その感動をこのブログにもアップした記憶がありましたので調べてみると、こんなことを書いておりました。
まずはV2達成おめでとう!そしてありがとう!
やはり超一流選手は、そういう星のもとに生まれてきているのだなと思い知らされたイチローの10回の表の決勝タイムリーでありました。
一番最後に一番うまいところを持っていっちゃった・・・・。
9回裏の土壇場で韓国に同点に追いつかれた10回の表、2アウト2・3塁のチャンス。イチローを敬遠して塁を埋める策も十分考えられた。
あのときの心境をイチローは後にこう語っていますね。
「敬遠ならどんなに楽だろうと思った」と。
その時まで私の知るイチローなら、「あの時は、今までと同じ、無心でボックスに立ちました。配球からしてあのカウントであの玉しかない、ドンピシャ読み通り、センター前へ持っていけましたね・・・」と涼しい顔をして言うのかと思っていた。
それが「この打席で結果が出せなければ、今までの僕はすべて消されると思った」と。「野球をやりながら『命を削る』という意味を初めて知った」と。
・・・「命を削る」とは恐ろしい覚悟ですね。
少なくとも50歳まで現役と言っているイチロー。来シーズンの去就が注目されます。
頑張れ、イチロー!
いつでもどこでも、熱い声援を惜しみません。
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2018年09月28日
「灯火親しむ候」
仕事に追われ日々時間に余裕のない生活を強いられている現代人にとって、1年365日どこをとっても1日は24時間と決まっております。
秋分の日が過ぎてやがて一月も経てば、昼夜の長さは完全に逆転し、夕方5時を過ぎれば辺りはもう薄暗くなっているのに気づき、思わず仕事の手を早める人も多いことかと思います。
では昔の人はどうであったかというと、文明の力・電気の恩恵を受けている現代と違って、日が落ちれば月夜でもない限り夜は真っ暗。ろうそくや行燈の油などは、当時は超高級品であったがために、夜になればそれこそ寝るだけ。せいぜい囲炉裏端で囲炉裏の火をたよりに、細々と夜なべ仕事をするくらいだったことが想像されます。
「灯火親しむ候」とは、まさにこれからの季節を言うのでしょうが、二宮金次郎の例えを引くまでもなく、昔の人は本を読むにも時間に物理的な制約があったことが窺い知れます。そもそも本を手に入れること自体並大抵のことではなっかたことを思えば、現代に生きる我々は何と幸せなことかと思うのです。
2018年09月27日
ちゃぶ台返し
「ちゃぶ台返し」とは、読んで字のごとく食事の途中でちゃぶ台をひっくり返すことですが、少なくとも家父長制が色濃く残っていた昭和30年代初め頃までの日本の家庭で、しばしば見られた事象のようです。
人気作家浅田次郎は当時のことを、そのエッセイ集「アイム・ファイン」の中で、かって浅田家では夕餉にレタスが空を飛んだと書いています。
転じて今日では、準備・段取りがすっかり整ったことや、順調に進行している物事を、一方的な都合や怒りにまかせて突然振り出しに戻してしまうことを指すようです。
2015年にわが国とお隣の友好国・韓国との間で確認了承した、慰安婦問題に関する最終かつ不可逆的な解決を目指した日韓合意。
合意に基づき韓国政府は慰安婦財団(和解・癒やし財団)を設立、日本政府によって財団に拠出された10億円は、これまで財団を通し、合意時点で生存していた元慰安婦の7割以上に現金が支給されてきたのでしたが、韓国・文在寅大統領は25日、ニューヨークでの日韓首脳会談で、突然財団の解散を示唆したとニュースは報じています。
ウエブニュースより、
文在寅大統領、慰安婦財団の解散示唆 韓国側の一方的な事情でまた懸案に
曰く、「和解・癒やし財団」が韓国国民の反対で正常に機能しておらず「解決する必要がある」と。
韓国政府はすでに今年1月、10億円相当の額を韓国が負担し、日本拠出分を凍結する方針を示し、韓国政府の予算で賄う措置をとることを閣議決定しているということですから、両国間の合意に反するとはいうものの、この問題の予算措置をどうしても自国で賄いたいというのは、心情的に理解できないわけでもない。
ところが、わが国が拠出した10億円はどうするのかというと、これは日本へ返還しませんと言うのは、いったいどういう精神構造のなせるわざか?
古きよき昭和の時代、「デェーイ!」という叫び声とともにちゃぶ台をひっくり返した浅田家の爺様は、今思えばずいぶん無茶を通す乱暴な爺様だったかもしれませんが、それでもちゃぶ台返しのルールはしっかり守っていましたぞ。
浅田の爺様は、自分の食べたいものだけ食べてしまってから、ちゃぶ台をひっくり返すというようなことはしなかった。すべてのご馳走に箸をつける前に「デェーイ!」とやったのであります。
文在寅大統領にぜひ日本の作家・浅田次郎のエッセイ「空飛ぶレタス」をご一読願いたいものです。
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2018年09月26日
時代小説が好きPART158「赤猫異聞」
浅田 次郎 著 「赤猫異聞」を読み終わって、深い感動に身の震えが止まりません。
時は大政奉還がなり、慶応から明治に改元されたその年の暮れのこと。新政府の機構がいまだ整わぬ江戸市中を襲った大火事。火の手が伝馬町の牢屋敷に迫り、代々牢屋奉行を務める石出帯刀は牢人の解き放ち(赤猫)を決断する。
しかし、簡単には解き放てぬ囚人が三人いた。博奕打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。
繁松にはその朝打ち首の沙汰が突然に申し渡され、刑が執行されようとする直前に火事騒ぎとなり、執行が中止になったといういわくづき。岩瀬七之丞は薩長出身の新政府の官吏を八人も闇切りにした伏見・上野の生き残り。お仙は江戸市中の夜鷹を取り仕切る元締め。三人が三人とも旧江戸町奉行所役人にとっても、新政府の官吏にしても後々表沙汰になってはならぬ訳ありの囚人。
赤猫騒ぎのどさくさに紛れて、一度は三人を殺してしまおうと石出帯刀以下の役人は迫りくる炎の中で刀を抜いたのであったが、鍵役同心丸山小兵衛の決死の諫言により、解き放ちとなった。ただし、「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪。全員戻らなければ、丸山小兵衛が腹を切る」という条件が付く。
いや、これは太宰の「走れメロス」かという思いが脳裏をかすめるも、読み進めるうちに浅田は単に道徳の教科書に出て来るような正直礼賛を書こうとしているのではないことがすぐわかる。
天も地もひっくり返るほどの激動期に、言い尽くせぬ理不尽な思いを抱いて縛についた繁松、七之丞、お仙。解き放ちを幸いに、その理不尽を晴らそうと向かった先で三人が見たものとは?
最終章の丸山小兵衛の同役杉浦正名(まさな)が語る真相。
あの時迫りくる猛火の中で、三人を解き放ったのちに小兵衛は杉浦の耳元でささやいた。
「杉浦。わしに力を貸せ。・・・天下の御法はわが胸の内にある。わしは戦をするゆえ、力を貸してくれ」。
小兵衛はどう力を貸せと言っているのか?
驚愕の最終章に、読者は感動に身を震わさずにはおれません。
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2018年09月25日
果たして原発は廃棄できるのか?
わが国の原子力規制委員会が公表している原発の廃炉に伴う放射性廃棄物の処分方針を読まれたことがあるだろうか?
なんと原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物は、地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300~400年間管理させ、その後は国が引きつぎ、10万年間掘削を制限するという内容にわが目を疑いました。
ウエブニュースより、
制御棒処分、70m以深 国の管理10万年 規制委方針
親から子へ子から孫へ孫からひ孫へと人の命は受け継がれていくわけですが、一般に認識できるのは孫まででしょうから、世代交代のサイクルはせいぜい長く見積もって60年くらいでしょう。
(100000 + 400) ÷ 60 = 1673
高濃度放射性廃棄物が人に危害を与えぬ物質になるには、人類は1670回世代交代が必要という計算になります。
そもそも今から10万年前といえば、2足歩行が可能になった人類が世界に広がったころ。間違いなく私の先祖も2足歩行をして日本の地に到達したはずでしょうが、いかにご先祖様とはいえ1670世代前ともなると、実感がわきませんね。
10万年経って1670世代後の私の血を引く子孫は、私の存在をどう認識するものやら。そもそも10万年後に人類が生き残っているかどうかすらまったくもって不明といえましょうから、そんな心配をする必要もないのかもしれません。
そんな目のくらむような現実離れした先のことより、少なくとも今後100年・200年レベルに目を向ければ、果たしてわが国に地震や火山の影響を受けにくい場所などあるのだろうかという議論を先にした方がよさそうに、私には思えてなりません。
これはもう原子力規制委員会の意図するところは、わが国にある原発57機すべてを廃炉にすることなどできませんと言っているのと同じこと。
10万年前に松明の火で明かりをとることを知った人類は、松明が燃え尽きれば捨てればよかった。しかし現代のわれわれは、その松明を捨てようにも捨てられない。松明の火は、もうすでに手元まで迫っていることを思えば、とても先送りなどできないと思うのですが、「国の管理10万年」という原子力規制委員会の指針は、いかに科学的見地に立脚したものとはいえ、まるで他人事であとは知らんと言わんばかりで、腹立ちさえ覚えてしまうのは、私だけでしょうか?
2018年09月24日
中秋の名月
ものの本で読んだ話の受け売りですが、月をめでるという行為を楽しむのは日本人だけそうですね。アメリカ人に月見をしようと誘ったら、当日望遠鏡持参でやって来たとか、なるほど月見に違いありませんが、日本人のいう月見の感覚を教えるのに苦労したということです。
先日ローカルテレビの夕方の天気予報で、「中秋の名月」を話題にしていました。今私は「中秋」と書きましたが、お天気キャスターが「仲秋の名月」と書いたら間違いかと問いかけていました。
・・・はて「中秋の名月」か「仲秋の名月」か?問われてみれば、自信がなくなってきますね。
答えを先に言えば、「中秋の名月」も「仲秋の名月」も言葉としては間違いではないと。ただし我々日本人が古来より楽しみとしてきた月見をイメージするときは、「中秋の名月」が正しいだろうとも。
秋を大まかに「初秋、仲秋、晩秋」と三つに割った時、中間を指すのが「仲秋」で、旧暦の8月がこれにあたる。だから「仲秋の名月」は、秋の情緒をかもし出す月ということになる。では「中秋の名月」はどうかというと、旧暦8月15日の月だけを指すのだということでした。
旧暦は月の満ち欠けを元にして作られていますから、朔日の新月が徐々に輝きだし、15日に満月となる。以降また欠け出し始めて晦日には闇夜となる。すなわち旧暦8月の中秋の名月は満月と決まっていた。
今年2018年の仲秋の名月は今日9月24日だということですから、今日が旧暦の8月15日にあたるのでしょう。ところが天文学的に言えば、満月となるのは翌25日だというのですから、話がややこしいですね。
今宵は家の灯りをすべて消して、パソコンも携帯もオフにして、望遠鏡などという野暮なものも持ち出さず、月見としゃれこむとしますか。
今晩雨が降らないことを願いましょう。まあ、たとえ雨が降ったにせよ、日本には「雨月」ということばもありますから、これもまた赴き深い月というものです。
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2018年09月23日
飲酒が原因、年間300万人死亡・・・。
古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この響きの心地良さを妻に言って聞かせているのですが、妻は私にこう言うではありませんか。
「あら、そういうものですか。では『過ぎたるは猶及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。(笑!
このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約300万人が飲酒関連が原因と考えられるということです。
ウエブトピックスより
飲酒が原因、年間300万人死亡 飲酒量の伸びアジアで顕著 WHO
大雑把な計算になりますが、世界の人口を約70億として、アルコールを摂取する成人(20歳以上?)の人口を約半数と考えれば、35億。
300万 ÷ 35億 = 0.85%
という計算になりますから、なんだ100人のうちの1人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのじゃないでしょうか?
しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば"過ぎたる組"になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒を30日に1回以上すること書いてあります。そこで早速調べてみました。
エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、
60 ÷ 0.789 = 76 ml
ビールのアルコール度数は概ね5%だから、
76 ÷ 5% = 1520ml
ビール大瓶(633ml)2本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。
すなわちビールなら3本、清酒なら3合を1月に1回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。
・・・わが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私はWHOになど加盟していないと主張する人、見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒3合を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。(苦笑!
まあ、さすればここはWHOと女房殿の警告を素直に受け入れるとしましょうか。(爆笑!
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2018年09月22日
時代小説が好きPART158「桶狭間の四人 光秀の逆転 」
日本人なら歴史ファンならずとも、信長、秀吉、家康、光秀と書けば、あえて姓を明らかにせずともそれが誰か知らぬ人はいませんね。長く続いた戦乱の世がようやく収束を見ようとし始めた16世紀の終わり、この四人の登場人物がこの国の歴史の大舞台を動かしたといえましょう。
その4人の関係をコミカルに描いた戦国四人シリーズの第4弾。その舞台は、これも誰一人として知らぬことはない桶狭間というのですから驚きです。
今読んでいる本。鈴木輝一郎著、「桶狭間の四人 光秀の逆転」。
「金ケ崎」、「姉川」、「長篠」と続いたこのシリーズ。史実によれば、近江の浅井・越前の朝倉と刃を交えた金ケ崎と姉川の戦いが1570年、甲斐の武田を滅ぼすことになった長篠の戦いが1575年。桶狭間の戦いは1560年のことですから、舞台は長篠より15年前に遡ることになります。
尾張の領地をめぐる織田一族の血で血を洗うような抗争をようやく終息させたばかりの信長に襲い来る新たな脅威。当時街道一の弓取りといわれた駿河・遠江の太守今川の西進。京へ兵を進めようとする今川勢4万に対して、信長が動員できたのはせいぜい2千。
どう考えても織田に勝ち目がないとされたこの戦い。所説いろいろある中で、 鈴木輝一郎の考えはけた違いにユニーク。
副題に「光秀の逆転」とあるように、史実では桶狭間には参戦していないとされる光秀を登場させ、当時浪人の光秀は今川に仕官しようとしていた。秀吉はその橋渡しの担い手として、今川方の先鋒であった家康(当時は松平元康)と秘かに連絡をとっていた。秀吉は状況を見ながら切羽詰まれば織田から今川に寝返ることを秘かに企んでいた。そのための今川義元への重要な手土産が光秀というわけ。
負けることなど一瞬たりとも考えていなかった義元からしてみれば、後々の尾張の統治をどうするかこそが問題で、義元は尾張をのみ込んだあとの自治を信長に任せようと考えていた。ゆえに圧倒的な勢力を信長に見せつけ、戦わずして信長を下らせようとしていた。義元は端から織田を滅ぼすことなど考えていなかったのだと。そのためには織田との繋が何としても必要であった。そこへ秀吉と光秀がやって来たではないか。
一方信長は、最後の最後まで決心がつかなかった。このままでは、今川に下ろうとする配下に命を狙われかねない。ゆえにたえず行方をくらましていた。今川勢と対峙する善照寺砦に集結した2千の将兵さえ信用できなかった。
伴廻りの数騎のみでやって来た熱田神宮、向かうは今川の本陣か、善照寺砦砦か、どこへ行ったとしても待つは死のみ。そこへ秀吉と光秀が戻って来る。
信長が下した決断とは・・・。
日本の歴史に燦然と名を残す桶狭間を舞台に、かの4人の武将はなにを考えどう行動したか? 鈴木輝一郎はそれを徹底的にコミカルに描いていますが、もしかしたら桶狭間の歴史の裏には、そのような事実が隠されていたとしたら・・・。
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2018年09月21日
医療言葉
少々古い話で恐縮ですが、こんな人気クイズ番組がありましたね。
「クイズ、タァ~イムショック!」と田宮二郎が言うと、時計の秒針がコチコチと動き出し、次々に問題が出題されていくというクイズ番組。
この「ショック」という言葉を私たちは日常何気なく使用していますが、本来の意味は「血圧が下がり、生命の危険がある状態」を指すときに使用する医療言葉なんだそうです。ご存知でしたか?
「えぇ~!ホント!?知らなかった!ショック!!」
と思わず口走った方多いと思いますが、皆さん別段生命に危険のある状態ではありませんよね。
国立国語研究所が表した「病院の言葉を分かりやすく 工夫の提案」という一風変わった本をのぞき見してみたら、これが結構面白い。全国の医療関係者からも注文が殺到しているということです。
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それでは私たちが普段耳にする医療言葉を具体的に見ていきましょう。
まず「腫瘍」。
お医者さんにかかり、先生から「ちょっと腫瘍がありますから、念のため検査しておきましょう」なんて言われたら、それこそ「ショック」でへこんじゃいますが、この「腫瘍」という言葉、本来は単に「細胞が異常に増えてかたまりになったもの」を指すだけなのだそうです。ところが言われた方は大変です。「先生!本当のことを言ってください。がんなんでしょ!?」になっちゃう。
次に「頓服(とんぷく)」
少々ご年配の世代であるならなお更そうでしょうが、これって「熱冷まし」のことだと何の疑いもなくそう思い込んでいますよね。実は、「症状が出たときに薬を飲むこと」なんだそうで、だから胃薬を飲んでも頓服。
医者から「胃腸がちょっと弱ってますから、消化薬頓服しましょう」なんて言われたら、私なんかだったら、「・・・!?!?」となって、それこそ熱が出ちゃいそうです。「先生、頓服を頓服してください。。。」になっちゃう。(笑!
最後は、「メタボリックシンドローム」。
最近は本当に「メタボ」「メタボ」ってうるさいことです。実のところこの言葉には、私も非常に身につまされるものがありまして。思わず息を吸い込んで腹を引っ込めてみたりして。(苦笑!
でも本来の意味は思っている以上に医学的に重篤な体の状態を指す言葉なのです。「内臓に脂肪がたまることにより、様々な病気をひき起こしてしまう状態」・・・ショック! (笑!
せめて毎日散歩でもして、「ショック」なんて誤った使い方をしなくてもいいように努力したいものだと思います。
・・・あっ、今「散歩」と言いましたが、実はこの「散歩」も元は医療言葉だったてことご存知でしょうか。こちらは奈良時代、聖武天皇の御代まで遡ることになります。
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2018年09月20日
諸葛孔明の「木牛流馬」
三国志ファンなら「諸葛孔明」と書いてあれば見過ごすことはできませんね。
ウエブトピックスより
作ってみました…蜀・諸葛孔明の「木牛流馬」=四川の職人さん
牛の形をした木工細工にまたがって満足そうな表情をしている人が、製作者の木工職人の何多現さんなのでしょう。
「木牛流馬」については、諸葛孔明が考え出したということも含めて、初めて知りました。本来ならすこぶる感動ものなのでしょうが、少々怪しい気配が漂ってきませんか?
おそらく残っている文献をたよりに作ったのでしょう。5ヶ月もかかって完成させた執念は、認めるとしても、次の記述がいかにも大雑把というか中国人らしいというか。
「長さ2.08メートルで高さは1.4メートル、重さは230キログラム。胴体の中には420-450キログラムの穀物が入れられる。後足は折り曲げることができ、手で押したり、綱で引くなどで、多少の凹凸がある道でも通行可能」
長さと高さはいいとして、重さが230キロというのはいささか重すぎやしないか?目方まで牛に似せて作ったというのだろうか?
本物の牛なら牛歩の歩みとはいえど自分で歩きますが、この「木牛流馬」は、自ら歩いてはくれませんぞ。それこそ馬か牛に引かせるというのか?
ましてや体内に450キロもの穀物を入れたら、総重量680キロにもなるじゃないか。まさか川に浮かべて運んだというのでもあるまい。水運なら考えられないこともないが、わざわざ牛の形状にしなくてもごく普通に舟で間に合います。
陸上じゃ牛一頭に引かせるのもかわいそうなくらいの厄介なお荷物になってしまうから、戦場への物資補給にはとても使える代物ではないことぐらい素人でもすぐ察しがつきます。
かの軍略に優れた諸葛孔明が、そんなお粗末な物資運搬道具を考え出すはずもないと思うのですがね。
荷物は小分けして、馬・驢馬・駱駝などの家畜の背に積むか、荷車や大八車に積んで牛馬に引かせたのじゃないかなと思ったりするのです。
まあ、当時は現地調達(略奪)が一般的だったことを思えば、大掛かりな運搬道具は必要としなかったのかも知れません。
三国志や十八史略などを垣間見ても、英雄豪傑の活躍はあふれていますが、物資補給や輜重輸卒の記述がないような気がします。
なぞの「木牛流馬」、果たしてかの諸葛孔明はどんな物資調達・補給戦略を立てていたのでしょうか?
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2018年09月19日
世界は日本のことをどのように見ているのか
東シナ海を巡る領土・領海の問題や歴史認識の問題などで、すっかり冷え切ってしまったお隣の大国・中国と日本。中国なりの理屈を言って日本を非難し、日本は日本なりの理屈を言って抗弁する。
しかし、ジョークで日本人と中国人の考え方の違いを知ると、両国のホンネが意外と見えて来ておもしろいと思った。
ならば、世界は日本のことをどのように見ているのか?
「世界の日本人ジョーク集」 (早坂 隆 著)を買い求めました。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】世界の日本人ジョーク集 [ 早坂隆 ]価格:820円(税込、送料込) |
日々刻々と変化する国際情勢のことを思えば2006年に出版された本著はいささか古い感は拭えませんが、ズバリ確信を突くジョークに、思わず膝を叩くことしばしば。
さて世界は日本人をどのように見ているか?秀逸なジョークを3つ紹介したいと思います。
その1
問い ユダヤ人の鼻の穴はなぜ大きいのか? 答え 空気はタダだから。
問い ではなぜ日本人は鼻の穴が小さいのか? 答え タダだから遠慮している。
その2
国際会議において有能な議長とはどういう者か?
それはインド人を黙らせ、日本人を喋らせる者だ。
その3
各国の政治化が集まって「どうしたら日本を怒らせることが出来るか」について話し合った。
中国の政治化が言った。「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。それでも日本は潜水艦を攻撃してこなかった」
韓国の政治家が言った。「我が国は竹島を占領した。それでも日本は攻撃してこない」
ロシアの政治家が言った。「我が国はもう長きにわたって北方の島々を占拠している。それでも日本は攻撃してこない」
その話を聞いていた北朝鮮の政治化が笑いながら言った。「そんなこと簡単ですよ。我々が核兵器を日本に使いましょう。そうすればさすがに日本は怒るでしょう」
するとアメリカの政治家が首を横に振りながら言った。「無駄だね。それもうやったもの」
言いえて妙とはまさにこのこと、恐るべしはジョーク。侮れません。
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2018年09月18日
ハシビロコウのお見合い作戦
突然ですが、皆さんはハシビロコウという鳥をご存じでしょうか?
餌となる魚が水面に浮き上がってくるまで数時間もじっとしたまま動かない大型の鳥といえば、ああ、あの鳥のことかと思い起こされるでしょう。
雄のハシビロコウが死に雌一匹だけとなってしまった那須どうぶつ王国に、繁殖のため神戸どうぶつ王国から雄のハシビロコウが移送されたという話題。
ウエブトピックスより、
雄のハシビロコウ移送、雌とお見合い、繁殖目指す
調べてみると、ハシビロコウはペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属に分類される鳥類ということですから、ペリカンの仲間だったのですね。
このハシビロコウ、群れを組まず単独で行動する習性の強い鳥ということで動物園飼育下での繁殖は今のところ、あんまり出来ていないとか。
・・・はたして雄雌2匹を引き合わせたときの反応はどうなるのだろう?
人間のお見合いにしたって、じっと俯いたまま畳の目を数えてばかりいるってことあったわけですからね。この鳥のことです、両者固まったまま動こうとしないのではないかと、いらぬ心配をしています。(笑!
ハシビロコウのお見合い作戦が成功し、那須どうぶつ王国にハシビロコウの雛が誕生することを祈っています。ところでハシビロコウの雛も親鳥のようにじっと動かないままでいるのだろうか?それも見てみたいです♪(笑!
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2018年09月17日
シルバーウィーク
ゴールデンウィークがあってシルバーウィークがあるのなら、ブロンズウィークがあってもよさそうなものと思うのは、インドネシア・ジャカルタで行われたアジア大会の水泳競技、池江璃花子選手の活躍に魅了された者か、さもなければよほどの怠け者。(笑!
私は、当然のことながら6個の金メダルを獲った池江璃花子選手の熱中組ですと言いたいところですがね。今年はシルバーウィークという言葉すら耳にしないのはどうしたことだろうと思うのは、やはり根は怠け者ということなのかしらん?(笑!
全国の怠け者よ、聞き給え。その理由は「国民の祝日」のありなしが影響しているからでした。
前後が休日に挟まれる日は「国民の祝日」とするという国民の祝日に関する法律、ご存知でしたか。
たとえば20日が日曜日で秋分の日が23日の水曜日になる年の場合、第3月曜の21日の敬老の日と23日の秋分の日に挟まれた22日の火曜日が「国民の祝日」となるから、19日土曜日から23日まで5連休となります。
つまり年によっては、暦の具合で19日(土)、20日(日)、21日(敬老の日)、22日(国民の祝日)、23日(秋分の日)という連休が生じるわけです。なるほどこれだけ休日が続けば、池江選手並みというもの。ゴールデンウィークに勝るとも劣らぬ輝きを放っていますから、シルバーウィークと名付けるのもわかるような気がします。
今年は9/15~17と9/22~24の3連休が2回ということになりますが、いささか輝きに欠けるではないかと言ってみたところで、天道の刻む暦のなせることゆえ、誰もあがなうことはできません。
これをシルバーウィークと呼べるのかどうかは別として、皆さんはどのようにお過ごしになられる予定でしょう?有意義に過ごしたいものです。
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2018年09月16日
「遊遊漢字学」が楽しみ♪ PART52 「病、膏肓(こうこう)に入る」
毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」。今日阿辻先生が取り上げたのは、「膏肓」。
「膏肓(こうこう)」とはいかにも難しい読みですね。「膏」は「膏薬(こうやく)」の「膏」ですから「こう」と読めても、「肓」は「こう」とは読みづらい。「もう」が一般的ですよね。
調べてみると「膏」は心臓の下部、「肓」は隔膜の上部。漢方の経穴の部位を指すことばで、具体的には背中の第4胸椎下から、大人で約6センチの所にあるツボなのだとか。転じて「からだの奥深いところ」という意味も持つ。
昔よりここに病気が入ると治らないと言われて来たツボで、ゆえに病が深くて難治であることを「病、膏肓に入る」というと、阿辻先生は教えてくれています。現代では「何かに夢中になったあまり、身動きが取れないほどの状態になる」ことを「病、膏肓に入る」と表現するようになったと。
下世話にいえば、「ドツボに嵌る」ってことか。(笑!
ところで毎週毎週我々が身近に使う漢字について、わかりやすくその由来を説明する「遊遊漢字学」、私は完全にその面白さの"ドツボに嵌って"しまい、まったく身動きができないほどと言っていいくらい。私の体内のもっとも深いところにあって鍼灸の針もが届かないという「膏肓」のツボは、凝り固まってゴリゴリの状態です。まったく晋の景公の心境ですな。
阿辻先生、何とかならないものでしょうかね。(笑!
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2018年09月15日
人類と結核菌の歴史
一昔前までは結核と言えば死の病と言われました。治療法といえば、滋養をつけて病に打ち勝つ体力をつけるしかなかった。幸いなことに私らの世代はペニシリン、ストレプトマイシンに代表される抗生物質が発見された以降に生まれたので、その恐怖を知ることもありませんが、人類と結核の付き合いは遥か昔人類発祥の時代から続いてきたということです。
ウエブニュースより
結核菌、初期人類を追ってアフリカから拡大 研究
今はどうか知りませんが、私らが小学生の頃には、年に一度ツベルクリン反応検査というのがあって、腕の内側に薬を注射して赤く腫れ上がるかどうか調べる検査がありました。赤く腫れ上がった箇所の大きさを測って、小さいとBCGという注射を打たなくてはならない。それがいやで、検査直前に腫れ上がった部分を叩いたりこすったりして大きく見せるようにしていたものです。
なんとまあ浅はかなことをしていたものだと呆れるほどですが、たまたま私には抗体がすでにあったということでしょうか、以来この歳まで結核でペニシリンやストレプトマイシンのお世話にならなくて済んだのは、ただただ幸いなことであったというしかありません。
7万年の歴史を持つ結核菌というニュースに、一人の少年が犯した浅はかで危険な行為を思い出したのでした。たかだか(いや、もうというべきか)、50年前のことですが・・・。
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2018年09月14日
欧米人が受け付けないアジアの食べ物ベスト10
ところ変われば品変わるといいます。お国が変われば食生活や食習慣も変わって当たり前のことでしょうが。
欧米人が受け付けないアジアの食べ物の話題。
ウエブトピックスより、
欧米人が受け付けないアジアの食べ物、「二度と食べたくない」ものも―中国メディア
記事にあげられていたその「二度と食べたくない」ものを私の感想を添えてそのまま転記します。
1、フルーツの王様「ドリアン」
2、「納豆」
3、「ジャコウネコ珈琲」(コピ・ルアク)
4、「亀苓膏(亀ゼリー)」
5、「鶏の足」
6、「ピータン」
7、「ハブ酒」
8、「はちのこ(蜂の子)」
やはり「納豆」があがっていましたか。欧米人いわく「日本人は腐った大豆を喜んで食べている」と。私もとりわけ喜んで食べている者の一人です。(笑!
しかし、こうやってみると「納豆」こそ普段よく食べているものの、それ以外の7種類の食べ物は、まったくと言っていいほど口にしたことがありません。とりわけ「亀苓膏」などは聞いたこともありませんでした。(亀ゼリー)と注釈があるので、かろうじてどういうものか想像できましたが、積極的には想像したくない食べ物です。(笑!
フルーツの王様「ドリアン」は有名ですが、私は食べたことも臭い("匂い"か"臭い"か迷うところです)を嗅いだこともありません。"匂い"なら文字どおり王様でしょうけれど、"臭い"なら乞食といったところでしょうか?
鶏は肉の方こそ普段お世話になっていますが、足となるとどうも・・・。中華料理のスープを取るというのなら分かりますが、いったいどこをどう食べたら(かじったらと言うべきか・・・笑!)いいのだろう?3本に分かれた指先が目に焼きついて、夢に出てきそうです。
「ピータン」は中華料理の前菜に盛ってあったものを知らずに食べたことがあります。匂いは気になりませんでしたが、ずいぶん塩っぱかった記憶があります。ゆで卵の漬物のような感じでした。
「はちのこ(蜂の子)」は、日本の山間部で良質のタンパク質として食べられていると聞きます。当地富山は山の幸も海の幸にも恵まれた豊かな土地柄ですが、どういうわけか「はちのこ(蜂の子)」は小さいころより食べたことがありません。
「ハブ酒」も、当地では「ハブ」が「マムシ」になりますけれど、わざわざ理科室の標本と間違えるようなことをしなくてもと思いますね。私なら焼酎をそのまま飲むだけで十分美味しいですし、気持ちよく酔えます。(笑!
「納豆」以外で唯一積極的に口にしてみたいと思うのは、「ジャコウネコ珈琲」(コピ・ルアク)でしょうか。ちょっとやそっとでは口にできない高級品ですからね。焙煎して挽いてしまえば、前歴がどうであったかなど不問にしていいでしょう。芳醇なコクと香りを楽しみたいものです。どうしても"香り"が気になるという人、神経質というものですぞ。(笑!
こうやってみると、私はアジア人というものの意外と欧米人の食習慣に近いと言えるのかも知れません。ただし、納豆は「毎日食べても飽きない」ところをみると、生粋の日本人と言えそうです。日本人に生まれて良かったとつくづく思います。
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2018年09月13日
こんなラーメン食べました♪
昨日食べたラーメン。エビ入りワンタン麺。
市内の大型ショッピングモールの中の中華料理専門店で食べました。
鶏ガラで取ったオーソドックスな醤油スープに、細打ちのストレート麺。ぷりぷりとした食感のエビがスープを吸ってとろっとしたワンタンの皮から出て来る。
ネギは刻みネギの他に細く切ってある白髪ネギもトッピングしてある。(写真では麺をかき交ぜてしまったので、白髪ネギが隠れてしまっています。)
その白髪ネギにほんの少し混ぜてあった細かく刻んであるショウガが隠し味になっていて、すっきりとした後味をかもし出しています。
半分ほど食べてから、テーブルに置いてあったラー油と酢を少し垂らしてみたら、ワンタンのエビの味がよりいっそう引き立って、グッド。2種類の味を楽しむことが出来たエビ入りワンタン麺。
税別880円は少々高めながらも納得の味。ご馳走様でした!
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2018年09月12日
「月震」
この度の北海道胆振東部地震によって甚大な被害を被られた地域の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。今も懸命な捜索が続けられている行方不明者の皆様が、そろって無事救出されることを祈ってやみません。
地震の怖さは改めて言うに及びません。何しろ自分が立っている大地が震えるのですから、逃げようがない。そしてそれがいつどこでどのくらいの規模で起こるのか分からないのですから、始末におえない。
今私は大地が震えると言いましたが、文字どおり地球が震えるから"地震"と書くのでしょう。ところでその地球の周りを回っている月にも地震があるってこと、皆さんはご存知でしたでしょうか?
トピックスより、月震とは月で起きている地震
月に地震があるってことにも驚きましたが、それを「月震」と呼ぶってことにもビックリ。
NASAが実施したアポロ計画で、月にはすでに4台の地震計が設置されているのだとか。その観測によると、多くの月震は地下(月の地震のことを月震と呼ぶなら、月下と書くべきではないか?・・・笑!)900kmに震源が集中していると。
地球の地震がせいぜい100kmであることに比べて深く、プレート運動や火山活動のない小さく冷えた天体の月の地下で何が起きているのか、月の内部構造や起源とも関係し注目されているのだということです。
「月震」と聞けばなぜか浪漫が駆り立てられますが、「地震」と書けば知らず身構えてしまうのは、地球に生きるものの宿命と言わなければならないのかも知れません。
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2018年09月11日
「奇食珍食 」
クジラの資源管理について議論する国際捕鯨委員会(IWC)の総会が今月10日からブラジルで開催されるということです。
日本は今総会で食用を主目的とする商業捕鯨の一部再開を提案するということですが、オーストラリアなどの反捕鯨国の反対は必至で、協議の難航は避けらず合意にこぎつけるのは難しい見込みだとか。
ただIWCの構成を見ると、全加盟国89カ国のうち、反捕鯨国が48、捕鯨支持国が41だそうで、意外や拮抗していることに驚かされます。私はてっきり日本のみ蚊帳の外と思っておりました。
日本では獣肉忌避の時代が長かったにも関わらず、海洋哺乳動物である鯨は「勇魚(いさな)」と呼ばれたごとく、魚類として食べられて来たのはご承知のとおりです。
発酵・醸造学分野の第一人者、東京農業大学の小島武夫名誉教授は、研究の傍ら世界中津々浦々を旅し、「食の冒険家」と自称するほどの健啖家で有名ですね。その著書「奇食珍食 」の中で、小島先生はわが国の鯨食文化について触れておられます。
奇食珍食 (中公文庫) [ 小泉武夫 ] |
たまたま昨日テレビのバラエティー番組で、日本のタレントがフィリピンのジャングルに住む部族の村へ行き、そこの村で部族と生活を共にするという番組をやっていました。そこで食べたその部落一番のご馳走が、なんとミズオオトカゲの肉。近くの沼や川で獲ってきたオオトカゲを素早く解体し、ココナッツミルクで煮込む。アツアツの肉塊を頬張る部落の民。
小島先生は、我々の身近でない動物が食べられていることを知ると、何んとなしに違和感が生じるのは、どこの民族でも同じであろうと書いておられます。
その意味では、日本人が鯨を食べるのを見て他の民族が違和感を覚えるのもわからないではないと。
魚、鳥、哺乳類から爬虫類・両生類、はたまた軟体動物・腔腸動物、昆虫まで、普通の人ならまずは口にしないだろうといういわゆるゲテ物、小島先生はそのすべてを賞味しつくし、その料理方法、味、風味についてこと細かく列挙しておられます。もちろん鯨も。
私は小学校の学校給食で鯨の竜田揚げを食べて育った世代ですが、個人的には鯨肉特有の脂のにおいが鼻について、正直美味しかったという記憶はありませんね。
今となっては鯨肉は滅多に手に入らぬ貴重品となって久しく、すでにもうその味の記憶も薄れてしまいました。懐かしい、もう一度食べてみたいという気持ちもわかないというのは、日本人として寂しい気もしないでもありません。
でもミズオオトカゲの肉か鯨肉かと言われれば、そりゃあ~鯨肉を選びますけど。(笑!
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