通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!
お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!
そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪
でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)
そばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪
いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪
★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そば
当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!
「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!
■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。
北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。
清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。
■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪
そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。
■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。
■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。
富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。
富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。
酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。
2017年06月30日
ニワトリの朝鳴きと序列
ひな壇の上から指導者が拍手をしたり手を振ったりしながら、集まった(集められた)国民ににこやかに笑いかけている風景は、少なくとも2か国極東のアジアに見られるようです。
ここで突然ですが、話はニワトリの社会の序列に飛びます。
ウエブトピックスより、
おんどりの朝の鳴き声、序列の高い順から 研究
ニワトリの朝鳴きは集団で「最上位のおんどりから鳴き始める。続いて下位のおんどりたちが、社会階級の上から順に鳴き声を発する」ことが研究により分かったという話題。
下位のおんどりは自分の順番がやってくるまで、自分の体内時計を狂わしてまでじっと待っているのだというのですから、ニワトリの世界も大変ですな。(笑!
ひな壇に並んだ序列がすべてというどこぞの国とよく似ているように思われませんか?
ところで以前ニワトリの朝鳴きは、朝が来て明るくなるから鳴くのではなく、ニワトリの体内時計が支配しているという研究報告についても話題にしたことがありました。これによるとニワトリのコケコッコーは約23・7時間の周期で繰り返されるということでしたが。
また同時にニワトリの朝鳴きをさせない方法についても触れましたが、もしこの方法で序列1位のおんどりを強制的に鳴かせないようにしたとき、2位以下のおんどりはどんな反応を示すのだろうかと興味がそそられます。
「夜が明けたというのに・・・。どうしたのだろう?序列を破ってオレが先に鳴いてもいいのかな?」なんて、きっと戸惑うに違いでしょうから、その様子を観察してみたいものだと思います。
ことわっておきますが、あくまでニワトリのおんどりの集団の観察ですよ。
次々と序列2位以下の首のすげ替えを繰り返している若き絶対権力者の国のことではありませんから。(笑!
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2017年06月29日
ラーメンが好きといっても・・・。
台湾ラーメンがブームだとか。頭に「台湾」とあるのに、発祥の地は日本の名古屋だそうです。名古屋メシというわけですな。
当地富山でも台湾ラーメンを供する中華レストランが、とみと増えて来ました。
ではラーメンの本場、台湾ではどんなラーメンが人気か?
何とプリンをカップラーメンにトッピングして食べるのが、超人気というのですが、・・・本当ですか!?
まあ、わが故郷にも味噌ラーメンに生クリームをたっぷりトッピングした「富山ックスラーメン」があることを思えば、それほど驚くことでもないかも知れませんが。(笑!
天ぷらうどんや天ぷらそばがあるのに、天ぷらラーメンがないのは何故だろうと思い、「天ぷら味噌ラーメン」を作って食べてみて、ものには混ぜていいものと悪いものがあることを身をもって経験した私です。
「プリン入りカップラーメン」も「富山ックスラーメン」も、とても挑戦しようという気になどなれません。(笑!
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2017年06月28日
「地下鉄に乗って」
浅田次郎ファンを自認する私としては、氏のデビュー作といえる「地下鉄に乗って」を読まずして真の浅田ファンとは言えまいと思いつつも、氏の膨大な作品群、とりわけ時代小説の魅力に取りつかれ、手にする機会が遅れました。
地下鉄に乗って (講談社文庫) [ 浅田次郎 ] |
いったい浅田は地下鉄に乗ってどこへ行こうというのか?本を手にしたときの最初の思いでしたが・・・。
ちっぽけなアパレル会社(女性下着の製造販売会社)の営業マンの小沼真次は、行きずりで参加した高校時代の同窓会の帰りに、地下鉄の駅の構内でその高校時代の"のっぺい"とあだ名されていた恩師・野平に遭う。
野平とは25年前に週一回授業で書道を教わっただけの生徒と教師の関係であったにも関わらず、"のっぺい"は真次が思い出したくない、兄や父のことを、そして今の境遇のことまでも次々に話しかけて来る。・・・あの日真次の敬愛する兄昭一が、地下鉄に飛び込んで自殺したことまで。
「丸ノ内線の、新中野の駅だったか」
「・・・よく覚えていらっしゃいますね」
「おや、忘れたかね。僕はあの晩、警察に行ったのだよ。君もおったじゃないか、弟さんも」
そうか、今日は兄の命日であった。
"のっぺい"と別れ不愉快な思いを抱きながら丸ノ内線の永田町から赤坂見附に通じる長い地下道を抜け、階段を昇ったそこに広がる光景は、なんとあの日あの時の新中野の地下鉄の入り口であった。
兄の死以来ずっと抱えて来た父へのわだかまり、行き場のないくすぶった思いが真次をあの日あの時に連れ戻したというのか。
真次はその奇妙な体験を会社の服飾ザイナーのみち子に話す。家庭を持つ身ながら真次は、みち子とはお互いに特別の感情を抱いていた。
その日以来、みち子を巻き込んで、真次の前に次々と過去の世界が現れる。
満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市でアムールと呼ばれれ精力的に闇の商いで産を成してゆく父にも出会う。ソ連軍に追われ命からがら逃げた満州の戦場でも勇敢な父を見、関東大震災後の昭和の初め、路上で荷車を引く少年時代の父をも目にする。
これはいったいどうしたというのか?
うすうす気づきはじめた真次に、みち子はこう告げたのだった。
「行こう、真次さん。まだやらなければならないことが残っているわ」
「向こうの世界でやり残したことがあるの」と。
東京オリンピックの年、兄が自らの命を絶った年、みち子が生まれた年。赤坂見附で下りて永田町の地下道にある階段を昇ると・・・。
そこには思いもかけない驚愕の結末が待っていた。
感動の終章は、涙なくては読み進めることはできません。
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2017年06月27日
アオサギが住みついた島 タカで撃退
わが故郷富山からの鷹匠の活躍を伝える話題。
ウエブトピックスより、
富山)アオサギが住みついた島 タカで撃退 9割超の減少に成功
まずアオサギとタカの話しに入る前に、富山県は北側一面すべてを富山湾に臨む地理を持ちながら、島の少ない県であるということ、改めて認識させられました。
そういえば人の住む島は一つもないようですし、能登半島に伸びた氷見市沖に岩礁と言ってもよいほどの島がパラパラとみられる程度。中でもトピックスにある虻が島は、アオサギの糞害に悩む島というより、富山湾越しにそびえ立つ北アルプス立山連峰の絶景ポイントに位置する島として、その名を記憶している島です。
富山県に住みながら、富山県最大の島であることも、北方系と南方系の植物が混成し、県の名勝・天然記念物に指定されていることも、今まで知らずにいました。
富山県民がそんな調子で認識不足(私だけのことかも)だったからというわけではないでしょうが、そんな虻が島に目をつけたのがアオサギ。2010年ころよりアオサギが島に住みつきはじめて、今では200羽近くにまで増えてしまった。
同時に配信されている写真を見ると、現代の鷹匠、石川県小松市の吉田剛之さんの手からタカが勢いよく飛び立とうとしています。
タカに驚いたアオサギが逃げた後に市教育委員会の職員らが巣を落とすことを繰り返したところ、約200羽いたアオサギは5羽に減ったというのですから、効果てき面ですね。
さて、獅子奮迅のタカの働きは分かるとしても、それでも 2.5%(5/200)のアオサギが懲りずに踏ん張っているというのは、虻が島がよほど放れづらいとみえる。
さらに虻が島を追われた残りの195羽は、どこに住みついたのだろう。住みついた先ではまたアオサギの糞害が問題になり、タカの力を借りなければならなくなるかも知れませんね?
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2017年06月26日
「えび天ラーメン」がないのはなぜだろう?
「えび天そば」や「えび天うどん」はあるのに、「えび天ラーメン」がないのはなぜだろう?
というので、「えび天ラーメン」を作ってみました。しかも味噌ラーメンにして・・・。
・・・見た目からしてまずそう。(笑!
普段どおり同じ室内で携帯のカメラ機能を使って撮ったのですが、お世辞にも美味そうに撮れていないのはどうしたことだろう?
ちなみに最近同じようにして撮った別のラーメンの写真と比べると違いがよく分かります。オーソドックスな醤油ラーメンです。
ラーメンだけではありません。こんな冷製パスタも実に美味しそうでしょ。
会心作となるはずであった「天ぷら味噌ラーメン」が思いの外まずかったのに大いに失望した私は、その理由を考えてみたのです。
そもそも天ぷらは塩か天つゆにつけて食べるもの。天つゆは濃い口醤油を出汁で割って作りますね。つまり天ぷらは基本醤油とかつおや昆布からとった出汁と合う食べ物といえるのではないか?
同じ醤油ベースでも、豚こつや鶏がらといった動物系から取ったスープには合わないのだと思います。ましてや今回は味噌ラーメン。味噌カツ丼はあっても味噌天丼は聞いたことがありませよね。(笑!
今回身を持って体験して分かったこと。
えび天はえび天で、ラーメンはラーメンで食べれば美味しいですが、「えび天ラーメン」にすると各々の美味さが半減します。特に味噌ラーメンには、えび天を入れるものではありません。(爆笑!
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2017年06月25日
「遊遊漢字学」が楽しみ♪PART8「男女七歳にして席を同じゅうせず」
私らは戦後教育を受けて育った世代ですから、男女共学でしたが、一世代前の時代の小学校では、男女は同じ学校の敷地にはいても三年生以上はクラスが男女で分かれていた。
曰く「男女七歳にして席を同じゅうせず」と。
紀元前の中国の賢人の教えを、わが国では昭和の御代(2000年代)になっても忠実に守っていたことになるわけですが、それが経典に書かれている文言を誤訳していたことにもとずくとしたなら、ちょっと拍子抜けがします。
本日の日経の連載、漢字学者阿辻哲司氏投稿による「遊遊漢字学」。阿辻先生の説くところによれば、「席」という字を「座席」と解釈したことがそもそもの原因だと。
問題の文章は「六歳になったら子供に数と方角を教えなさい」、七歳になったら「席を同じゅうせず」と続き、十歳になったら「学校に行かせなさい」と書かれているのだとか。
これは六歳から十歳までの家庭における子供の育て方を諭したもので、男女は別々のところで学ばせろとは一言もいっていない。なぜならこの文章では七歳の子供はまだ学校に入っていないのだからと。
「席」は本来「敷物・ゴザ」を表す文字であり、ここでは「ふとん」という意味で使われていた。つまり、男の子と女の子は七歳になったら同じ「ふとん」に寝かせてはいけないという意味なのだと。
七歳ともなればそろそろ性に関しても初歩的な知識と関心が芽生えだすころであるから、別々の「ふとん」を用意しなさいって、なるほど至極ごもっとも。
孔子は何も難しいことを説いていたわけではなかった。(笑!
しかし、わが身をひるがえってみると、私は中学に入るまで、しばしば母親や祖母のふとんに潜り込んで一緒に寝ていた覚えがありますぞ。
孔子の教えからすれば、わが家では子どもの初歩的な家庭での躾からして間違っていたということになりましょうが、そのような環境で育った私は、やがて男女共学の学校に上がり、きわめて優秀とは言えないまでも、ごく普通に成長したことを思えば、何事にも例外はつきもの、「男女七歳にして・・・」の教えは、晩熟(おくて)の子ども( ← 私のことです)には当たらないのかもしれないなどと愚考しています。(爆笑!
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2017年06月24日
オクラ入り牛丼
食堂で注文を決めるとき、あれも食べたい、これもいいなって、迷うことって結構ありませんか?ラーメンも食べたいし、うどんも食いたい。待てよ、カツ丼もいいなってこと、よくありますよね。
昨日食べた昼食、オクラ入り牛丼セット。うどんの小鉢が付いているのがうれしいです♪
オクラの入った牛丼って珍しくありませんか。オクラはゆでてぶつ切りにしただけだから、そんなに粘りも出ていなくて、歯ごたえもシャキシャキとしていていい。彩りも鮮やかです。
困ったのは別の器に付いてきた温泉卵。とろ~りとした半熟具合は文句なしなのですが、これをどっちにかけて食べろと言うのだ。(笑!
迷いに迷ったあげく、牛丼に半分、うどんに半分かけて食べました。(笑!
丼も食べたい、うどんも食べたいという食いしん坊にはぴったりのランチサービスメニュー。オクラ入り牛丼、小鉢のうどんに温泉卵が付いて来て、税込み800円。
ご馳走様でしたっ!
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2017年06月23日
富山きときと空港のターンテーブル
空港で手荷物を引き取りに行ったら、荷物と一緒にマグロが1本そのまま乗っていたら、驚きますよね。
ウエブトピックスより、「大間マグロ」空港で手荷物と回遊!?
実はこれ、日本航空(JAL)の整備士3人が7カ月かけて作った巨大マグロのオブジェ。ごみ捨て場にあった発泡スチロールから作られたものだとは、とても思えませんね。
さすがは日本航空(JAL)の整備士、手先が器用なんですね。
あっぱれ!拍手喝さいを送ります。
その青森空港の上を行くのが、わが故郷富山にある空港。その名も「富山きときと空港」。マグロではなく寿司が空港のターンテーブルに乗って回転してます。
ウエブトピックスより、まるで回転寿司のよう
「きときと」とは富山弁で「生きがいい、新鮮である」という意味。もっと生きの良さを強調したければ、「きっときと」と言うこともできます。なぜか最初の「きと」を詰まらせて言いますが、あとのほうの「きと」は詰まらせません。「きっときっと」と言ってしまうと、「必ず、必ず」といったニュアンスになってしまいます。(笑!
私の見たところによれば、写真奥の左側よりバイ貝、一つ飛んでブリ、甘エビと富山湾を代表するネタが並んでいます。手前側の紅ズワイカニ、カワハギ肝乗せも富山ならではの寿司ネタになりましょう。
大間のマグロもいいでしょうけど、富山湾寿司も負けず劣らずウマイ!
富山にお越しの際には、ぜひ一度「きっときと」の富山湾寿司をご賞味あれ。
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2017年06月22日
「ビール」か「ビア」か?
ビールの美味しい季節となりました。
・・・今私は、「ビール」と言いましたが、「ビア」でも意味は通じなくもありません。ただ普通は、シュワッ・シュワッと泡を拭く苦みばしった黄金色をした液体のことは、「ビール」と呼ぶのが一般的でしょう。
しかし、そのビールをどこで飲むかとなると、「ビアホール」や「ビアガーデン」となってしまいます。「ビールホール」や「ビールガーデン」でビールを飲んでもちっとも美味しいように感じられませんね。なんだか気が抜けた生温かいビールを飲んでしまったかのようです。
考えてみると不思議です。
ウエブトピックスより
なぜ「ビールホールでビアを飲む」とは言わないのか?
そもそもビールが日本に伝わったのは江戸時代のこと。8代将軍吉宗の治世のときであったそうで、当然のことながら当時西洋と唯一交易のあったオランダからもたらされたということです。
「何のあちはひも無御座(ござなく)候 名はヒイルと申候」というビールに関する記述が残っているというのですから、興味深いですね。
・・・味わいがなかったと。とすれば、吉宗にヒイルが献上されることもなかったのだろうか?
時は流れ明治の文明開化でビールは大衆にも広がり、昭和になって戦後間もなく芋を原料とする今で言うところの発泡酒・「ライナービヤー」が発売され、「うまくてやすくて倍酔える」と人気を呼んだということです。
石原裕次郎を宣伝に起用したということですが、団塊の世代ならその「うまくてやすくて倍酔える」ビールを知っているかもしれませんが、団塊の世代以後に生まれた私は、石原裕次郎こそよく知っているものの、「ライナービヤー」なるビールは聞いた記憶もありませんし、口にしたこともありません。・・・って、当時は子供でしたから、口にすることもなかったのは当然と言えば当然ですかね。(笑!
なるほどこうやってビールの歴史を垣間見れば、「ビール」って味わい深いものですね。
さて、今宵は風呂上りに「ビア」を飲もうか「ビール」を飲もうか・・・。
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2017年06月21日
時代小説が好きPART144「百万石の留守居役9」
加賀百万石の若き留守居役・瀬能数馬(せのうかずま)の活躍を描く「百万石の留守居役」第9話の副題は「因果」と書かれていました。
因果 百万石の留守居役(九) (講談社文庫) [ 上田 秀人 ] |
時は5代将軍に綱吉が就任したばかりのころ、最大の外様大名加賀前田藩の藩主は、2代秀忠の孫にあたる綱紀(つなのり)。祖母が2代藩主利常に嫁した秀忠の娘・天徳院(珠姫)。
数馬は珠姫の輿入れのとき幕府から加賀藩に付けられてきた元旗本の出。加賀藩にとってはいわば厄介者として白い目で見られた江戸者。珠姫が18歳という若さで亡くなってからは、瀬能家はその墓守という間色に追いやられていたが、数馬のたぐいまれなる才能を見抜いた綱紀が、江戸詰め留守居役に抜擢し、今回綱紀の参勤の伴を命じられ国元金沢に帰還することになった。
その道中最後の宿高岡では、慣例に習い綱紀は2代藩主利長の霊廟のある瑞龍寺に参拝することに。しかし、そこには思いがけない襲撃者が潜んでいた。
奮闘の末に襲撃者を撃退した数馬に、綱紀は「加賀の闇を見せる」という。「加賀の闇」とは何か?その答えすら見いだせない数馬にさらなる命が下る。
「越前松平を探れ」
外様最大の雄藩加賀前田の東西に配置された越前松平、越後高田松平の徳川親藩。はたして綱紀の意図はどこに?
百万石の若き留守居役・数馬は綱紀の意図を汲み、加賀百万石を守り抜くことができるのだろうか?
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2017年06月20日
3千万円ってどう考えても大金
1971年に中核派が起こした渋谷暴動事件で、警察官を殺害した容疑で指名手配を受けていた大坂正明容疑者が過日逮捕されたというニュース。本人確認の決め手となったのはDNA検査であったそうですね。
その逃走を支援するために組織が支給した資金が、1年間で約3千万円に上っていたとみられることが捜査関係者への取材でわかったというニュースに、目を丸くしています。
ウエブニュースより、
逃走資金は年3千万円か 中核派が大坂容疑者に支給?
・・・中核派って、金持ちだな。
普通のサラリーマンで年間3千万円稼ぐ人って、そうそういるもんじゃない。
ところでこの3千万円は、合法的に稼ぎ出されたものなのだろうか?
もし合法的に稼ぎ出された(当然税金も支払って)ものならば、彼らの主張する革命闘争よりも、少なくとも年間3千万円稼ぎ出せる経済活動に全精力を傾注した方が良さそうに思われませんか?
もっともそのような経済活動は資本主義そのものであり、彼らの思想からは断じて容認できないということになりましょうけれど・・・。
では、年間3千万円という金は、どのようにして工面したものなのでしょうか?
あくせく働いてせいぜい年間数百万という身の上からすれば、その仕組みがとても理解できません。(涙!
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2017年06月19日
立葵(たちあおい)の勘違い
季節の花、菖蒲(あやめ)と紫陽花(あじさい)。
もう一つ、立葵(たちあおい)。
何れも今ごろ梅雨の季節に我々を楽しませてくれる花です。
とは言っても、当地北陸富山はいまだに梅雨入り宣言はされておらず、北のオホーツク高気圧の勢力圏にあります。今朝も上に何か羽織たいくらいの肌寒さ、大気中の水蒸気が結露したのでしょうか、この時期にしては珍しい濃い朝霧が辺りを覆いました。
ところで立葵は別名梅雨葵とも言われていますね。梅雨入りとともに真っ直ぐに伸びた茎の下の方から順に花を付け始め、梅雨が明けるころには茎の上の方の花が開く。これが別名の由来だとか。
写真の立葵は下の方どころか先の方の花まで開いていますね。今年の遅い梅雨入りに感覚を狂わされたのでしょうか?
奥の方には黄金色に色づいた麦畑が見えます。6月に入ってすぐ大麦は刈り取られましたから、これはそれより3週間から1月収穫が遅れる小麦でしょう。
北陸は梅雨明けが遅く、収獲が梅雨の時期と重なる小麦は、当地では適さない作物と言われていますが、今年はこの調子だと小麦も梅雨入り前に刈り入れが出来そうです。
きっと立葵は、奥の小麦畑が麦秋を主張するので、秋なら早く花を上の方まで咲かせないと、とでも思ったのでしょう?
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2017年06月18日
「へい、お客さん、何を握りましょう」
昨日のお昼はちょっと贅沢にお寿司。
久しぶりに回転寿司でない寿司屋さんで食べました。カウンターに座って。・・・よくよく考えてみれば、回転寿司でない寿司屋さんっていう言い方おかしいですかね。カウンターの向こうに立つ大将に、いきなりお飲み物は何にいたしましょうなんて聞かれてちょっと戸惑いました。(苦笑!
「いえ、飲みものはやめておきます」とかろうじて答えると、間をおかず「はい、ではあがり一丁!」と大きな声。
「へい、お客さん、何を握りましょう」という声にたじろいでいると、すかさず「お任せ握りはいかがでしょう。12貫で1404円となっております」
というわけで、私の前に運ばれて来たのがこの寿司桶。
カウンターに座るお客の様子を見計いながら、慣れたことばを投げかけて来る職人さん。手元は手元で慣れた手つきで次々に寿司を握りあげていく。
そんな寿司職人さんを見ながら食べた「お任せ握り」。当然のことながら、回転寿司では味わえない粋な雰囲気を堪能できての税込み1404円は、お得と言わず何という。御馳走様でしたっ!
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2017年06月17日
動物愛護の精神と自然界の食物連鎖
当地北陸富山の冬の味覚は、甘エビとズワイガニ。何んといっても地元ですから、刺身にしろ酢のものにしろついさっきまで生きていた新鮮なものを口にできます。少々値が張るのが玉にきずですが・・・。(笑!
さてそんな海の幸大好き人間にとって、少々気にかかる話題。
ウエブトピックスより、
英研究者「シーフード優しく扱って」、甲殻類も痛み感じる可能性
えっ?・・・今さらそんな研究を聞かされずとも、エビ、カニだって生き物だから、身をもがれれば痛みを感じるのは当然のことと思っていましたが。
「熱湯に放り込まれたロブスターは、実は長い間にわたって苦しみ続けているのかもしれない」とか、「カニははさみをもぎ取られ、生きたまま海へ戻される。ロブスターやエビは、肉となる腹部を残して体の前半分をもぎ取られる。脳や胸部の神経系統は、1時間後でもまだ機能しているのに」と話すこの英国の研究者ですが、動物愛護の精神と自然界の食物連鎖を混同しているんじゃないのか?
確かに自然界では、ボイルされるなどということはありえませんが、たとえばエビやカニの天敵であるタコは、エビやカニを捕食するとき、エビやカニに痛みを感じさせないようにしてから食べているだろうか?
自然界に慄然と存在する捕食するものと捕食されるものの関係は、何もエビ、カニとタコに限ったことではないのは、アフリカのサバンナを見れば誰にだって一目瞭然、簡単に理解できることですね。
さて、「エビやカニといった甲殻動物の扱い方について、非常に大きな問題が見過ごされている可能性がある」というこの学者は、タコは自然界で生きていくための行動だから、エビやカニを生きながらに捕食しても許されるのは当然のことである。一方人間は最高に発達した知能を持った動物であるから、エビやカニを食べるとしてもできるだけ苦しめないような配慮が必要だということを訴えたいのだろうか?
どうもこの学者は、自然界の食物連鎖の捕食者にあって唯一人間にのみ備わった大切なものをすっかり忘れているような気がしてなりません。
感謝の念、これがあるからこそ、人間は自然界の食物連鎖の頂点に立てているのだということをこの学者に教えてあげたいです。
2017年06月16日
Practice makes perfect.
日本人は学校で10年間も英語を習って来ても、ろくに会話もできないという話をよく耳にします。
正直に告白します。・・・私もその口です。(笑!
英語には日本語にない発音をする語があるため、日本人には聞き取ることも発音することも難しいということが理由として上げられていますね。
皆さんは「L」と「R」の発音を正確に聴き取れますか?正確に発音できますか?
ウエブトピックスより、
LとR、装置で聞き分け改善 日本の研究チームが開発
このほど情報通信研究機構や大阪大などの研究チームが、「L」と「R」を聞き分ける能力を装置を使って向上させる手法を開発したという話題。
この装置を使って1日1時間のリスニングの訓練を5日間続けたところ、平均で6割だった正答率が、5日後には9割近くまで上がったということです。
なになに、本人は音を聞き分ける学習をしているつもりがなくても、無意識のうちにリスニング力が高まったと。
・・・私も訓練受けてみようかな。(笑!
しかし、よくよく考えてみれば、私は1日1時間も英語のヒアリングの勉強などしたためしがありませんでした。
なんだ、そういうことか!
もしかしたら、5日後には9割近くまで聞き取り能力が上がったという人たちは、何れも1日1時間英語のヒアリングの勉強をしたことなどなかったのではないか?
毎日1時間勉強を続ければ、そりゃあ誰だって能力が向上するでしょう。
たしかこれを英語では、「Practice makes perfect.」と言いますよね。
求道に王道なし。「習うより慣れろ」というのは、西洋でも日本でも同じということでしょう。
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2017年06月15日
朝焼け
夏至も近づき一段と日が長くなったことが実感できます。朝四時過ぎには薄明るくなるようですし、夕方は7時近くになっても明るさが残っていますね。
今朝4時20分ごろに東向きの窓から撮りました。
煙突の煙がまっすぐに昇っていますが、これは大きな製紙工場の煙突。その風景がそのまま手前の田んぼに張られた水の表面に映っています。
紙の原料を溶かす炉は一年365日朝となく夜となく止まることなく稼動し続けているのでしょうね、いつ見ても煙の出ていない日はありません。おそらくこの時間帯も工場の中では慌しく作業が行われているに違いありません。
そんな喧騒など露ほどにも感じさせぬ穏やかなたたずまいを田んぼの水に映す朝の製紙工場の風景です。おだやかな初夏の一日の始まりを感じさせるひと時です。
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2017年06月14日
阪神急行系電車のカラーは何色がいいか?
「お客様は神様です」と言ったのは、今では伝説となった感さえあるかの三波春夫でしたが、これはまさに三波春夫ばり。
「株主様は神様です」といったところでしょうか。
ウエブトピックスより
阪神の急行系電車はなぜ巨人カラーなんだ?
株主様は、急行系車両のオレンジ色がお気に召さなかったというわけ。
13日大阪市内で開かれた阪急阪神ホールディングスの株主総会で、男性株主が「変えるつもりはないのか」会社側に迫ったもの。
永遠のジャイアンツファンを自認する私としましては、今シーズン特急電車並みに快調に飛ばすタイガースが恨めしいかぎり。「そんな贅沢言うもんじゃない」とたしなめたい心境ですな。(涙!
会社側から「次期のリニューアルのときに検討、議論したい」とのことば質を引き出せたのは、収獲といえましょう。
リニューアルの際には、いっそのこと黄色と黒のストライプ模様にしたらどう?(爆笑!
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2017年06月13日
梅雨の季節にピッタリの水回りグッズ
時は今雨がしたしる五月かな
愛宕山で催された連歌の会で明智光秀が意味深長な発句を詠んだのは、430年以上も前の旧暦5月下旬。まさに梅雨の盛りの今時分のこと。一説では「雨がしたなる」と詠んだのだという歴史学者もいるようですが、歴史好きにとっては断固「雨がしたしる」であって欲しいところです。
それから400年以上も年月が流れたわけですが、「雨がしたしる」梅雨の訪れは毎年絶えることなく繰り返されてきたようです。今日本列島は本格的な梅雨を迎えようとしています。
毎週土曜日の日経に別冊でついて来る"NIKKEIプラス1"の何でもランキングより、今の時期にぴったりのお奨めグッズを紹介します。
ウエブトピックスより、水回りお掃除グッズ プロが選ぶ「優れもの」ベスト10
こうやって改めて眺めてみると、各メーカーそれぞれネーミングに工夫を凝らしていることがよく分かりますね。
「激落ちくん」「あっちこっちふきん」「髪の毛くるくるポイ」「アカパックン オフロ用」・・・名前を読むだけでそれがどのようなグッズなのか見当がつくようにという配慮は当然のこととして、親しみやすい思わず手に取ってしまうような名前がつけられています。
堂々の1位「激落ちくん」は、商品の機能・効用もさることながら、ネーミングとパッケージのデザインに寄るところが大ではないかと想像しますが、皆さんはどのように思われますか?
3位「バイオお風呂のカビきれい」、カビがきれいなわけがなかろうがとツッコミたくなりますが、浴室のカビを防ぐグッズだということがすぐ分かる優れたネーミングです。しかも今流行りの「バイオ」ですからね、手に取った人8割方購入しそうな気がします。
4位「あっちこっちふきん」も説明文を読めば、なんだただの雑巾かということになりますが、"あっちこっち"という言葉が生きていますね。どこでも拭けて便利だっていうイメージが湧いて来て、つい購入してしまいそう。
5位「髪の毛くるくるポイ」にいたっては、ズバリそのもの。名前だけでどこに使うものか分からぬ人はいないでしょう。
ところで髪の毛って、サザエさんの波平よろしく頭についているときは最後の1本までこれほど大切にされるものはないのに、いったん抜けてしまうと不潔極まりないと、これほど嫌われるものはありませんよね。"ポイ"の二文字がいかにも嫌われものの処理に働く深層心理を巧みに突いているといえます。
10位「アカパックン オフロ用」は、思わず笑ってしまうほどナイスなネーミング。説明なしでどういうグッズなのかストレートに伝わります。載っている写真を見ると湯船にぷかぷか浮かべて使用するようですね。グッズに描かれた人を食ったようなカッパの顔も笑えます。私ならこれを1位に選びたいです。
早速購入して、「スーパーアカパックン」と入浴とシャレましょうか。
まったく光秀とは関係のない入浴グッズの話題でした。(笑!
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2017年06月12日
これぞオンリーワン
ナンバーワンにならなくてもいい♪
もともと特別なオンリーワン♪
と歌ったのは、槇原敬之でした。
・・・なるほど至極ごもっとも。
一方で「富士は日本一の山」と歌われているように、日本で一番高い山は富士山であることを知らぬ人はいません。ならば2番目に高い山はと問われると、即答できる人はぐっと減るでしょう。琵琶湖の次に大きい湖はと問われても同様です。すなわちナンバーワンでないと人の記憶に残らないというわけです。
ではこの山の場合はどうでしょう。なるほどナンバーワンに違いありませんが、これぞオンリーワンとも言えそうです。
ウエブトピックスより、日本一低い山、弁天山で山開き
標高6.1mにちなんで6月1日に山開きとはニクイですね。・・・えっ、標高6.1m?!
「登る」という言葉を使っていいのやら迷うくらいの山ですね。改まって山開きをせずとも、一年中開かれているようにも思えますがね。(笑!
日本一低い山・弁天山、私の脳裏にしっかり刻み込まれました。
四国を訪れた折には、ぜひ"登頂"してみようではありませんか。
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2017年06月11日
「遊遊漢字学」が楽しみ♪PART7
毎週日曜日朝がお楽しみです。日経最終面文化欄の阿辻哲次氏による連載「遊遊漢字学」、私がこのブログで取り上げるのもこれが7回目になりますが、毎回毎回私たちが普段何気なしに使っている「漢字」には、そんな由来があったのかと驚かされます。
今回阿辻先生が取り上げた漢字は、「選挙」。
私たちが「選挙」といえば、「選挙権を有する者が投票によって議員や一定の公職に就く者を選び出すこと」の意味で使いますね。しかしそのルーツをたどれば、古代中国での官僚採用制度に由来するってこと、ご存知でしたか。
隋の時代に始まり、清朝末期に廃止されるまで続いた官吏登用試験の「科挙」の制度が確立される前、漢の時代にまでさかのぼることになると阿辻先生は、おっしゃっています。
どのような官吏登用制度であったか?
儒教が国の中心的思想となってから以降、漢では儒教が説く徳目に合致する人材を、郡や県などの地方長官が地域から選び出し、中央政府に推薦するという手法が取られたということです。
この人材登用制度は「郷挙里選(きょうきょりせん)」と呼ばれたそうで、「里」は当時の集落の最小単位で、「里」がいくつか集まったものが「郷」。「挙」にはひきたてるという意味があり、「選」は文字通り選(えら)ぶことを意味しますから、郷里から人材を選び、ひきたてる制度が「郷挙里選」。
「郷挙里選」を略して「選挙」と呼んだのが、私たちが今日で使う「選挙」の由来だと。
「郷挙里選」は優れた制度であったに違いないけれども、悲しいかな運用するのは生身の人間。「郷里」には推薦を希望する者が溢れ、次第に郡国の長官と土地の豪族との癒着が甚だしくなり、不正の温床となっってしまったと。
隋代に古今東西世界史上最も難しい試験といわれる「科挙」の制度が作られたのは、「郷挙里選」の悪習を断つ必要に迫られたからでしょう。
しかし、その科挙の制度も時代が進むにつれ、人材登用という本来の目的が忘れられてしまい、試験のための試験(いわば手段)を主眼に置くようになって、20世紀初め清朝の滅亡と相前後して崩壊したというのも歴史の事実です。
さて、現代に戻り選挙のたびに私たちが耳にする「皆様の清き一票を何とぞ○○に!」という絶叫ですが、古代中国の「郷挙里選」の時代から、不正がつきものであったと知り、人間のなせる業の醜さにいささかゲンナリしています。
ところで「選挙」とは直接関係がないかもしれませんが、この国の「選挙」で選ばれた行政を預かる人たちの周囲で聞こえて来る「忖度」という言葉。
阿辻先生にぜひその由来を教えていただきたいものだと思っています。
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