★今街で噂の★酒そばとはこんなそば 酒そばってこんなそば

通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!

お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!

そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪

でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)


酒そばをゆでた後の蕎麦湯はえもいわれぬおいしさそばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪

いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪


★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そばこだわり酒そば

当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!


「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!

そば畑■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。

北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。

清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。


豊かな大地が育む小麦畑■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪

そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。

■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。


富山県高岡市雨晴海岸より望む立山連峰■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。

富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。

富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。

酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。

2016年07月11日

「蕎麦考」より、サラセンの小麦


日本では、そばは「そば」または「蕎麦」と書けば、それが何であるか分からぬ人はいないでしょう。これが、そばの原産地である中国ともなると、ご案内のとおりかの国は漢字の国ですから、土地土地によりいろいろな文字の表し方があるのだそうです。それがまた、土地土地のそばの品種ともからみ合って複雑ったらありゃしない。

蕎、蕎麦、烏麦、花蕎、伏蕎、華麦、落麦、省麦・・・・・

そばはタデ科の植物であり麦とは違うのに、「麦」と表記しているところが面白いですね。

また、内陸部のチベットやヒマラヤでは古くから苦蕎麦(今、日本でも話題になっている韃靼〈ダッタン〉そば)が栽培されており、このそばと区別するために普通のそばを「甜蕎(てんきょう)」「甜蕎麦(てんきょうばく)」とよんで区別しているのは、興味をひかれます。

「甜」は甘いという意味なのですね。日本で広く栽培されているそばが、甘蕎麦と呼ばれる所以です。

突然ですが、話はフランスに飛びます。
日本テレビ系列の人気長寿番組「世界マル見え特捜部」のファンの方多くいらっしゃることと思います。所さんのおとぼけにビートたけしのズッコケが視聴者を楽しませます。

楠田 枝里子さんがMCメンバーの一人だった頃ですから、ずいぶん前に放映されたものになりますが、フランス人シェフがスタジオに来てクレープを焼いていたことがありました。このクレープの生地にそば粉が入っていると楠田さんが言っていたので、ちょっと驚きました。フランスのある地方の伝統料理だといっていましたから、きっと昔からあるのでしょう。

ということは、フランスでもそばが栽培されているのだろうか?・・・と思ったのです。早速調べてみました。


「蕎麦考」(永友 大著)より引用いたします。

やはりフランスでもそばは栽培されているのです。「 Bre Sarrasin 」日本語読みで「ブレ サラザン」と発音するのでしょうか?「ブレ」は最終的には「ブレッド」に行き着きたくなりますね。そうすると「 Bre 」は小麦を意味することになるのでしょう。「Sarrasin」は「サラセン」でしょう。

しからば、サラセンの小麦ということになりますね。原産国中国からヨーロッパへそばを伝えたのは、サラセンの商人だったのでしょうか。

同じヨーロッパでもドイツ語では、「Buchweizen」、「Buch」はドイツ語で「Buche」のことで、ブナの実のことを指すのだそうです。さすれば、ブナ小麦ということでしょう。
では英語ではどうかというと、これが「Buck Wheat」。後半の「w」で始まる言葉はドイツ語でも英語でもいづれも小麦を意味しますね。

そばの実の胚乳部分を挽いた更科そば粉
そばの原産地である中国でもやはり「麦」と表現していることを思えば、洋の東西を問わず、人間の思いつきや発想は同じなのかなと感心させられます。

これは、世界の主食は何といっても小麦で、小麦は粉にして食されるものですから、同様にそばもやはり挽いて粉にして食べるということから、○○麦と表現するようになったのだと思いますが、読者はいかにお考えになりますか。


そばの実から皮をとったむき実をそば粥にして食べた
日本では、そばは大陸より伝播してこの方、粒のまま煮てお粥のようにして食べていたそうで、粉に挽いても蕎麦掻き(そばがき)のように団子状にして、やはり煮るようにして食した。今のそばのように細く切って食べるようになったのは、江戸時代になってからというのですから、ちょっと驚きです。

文字こそ中国から伝わったそのまま「蕎麦」と表しますが、長年にわたり粒のまま食していたというのは、これは何といっても日本は瑞穂の国、お米は粉になどせず粒のまま食べますからね、米の影響が大きいのでしょう。

粒食と粉食の文化の違いは、こんなところにも影響しているのですね。


そばっておもしろい!!




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Posted by 酒そば本舗店長 at 13:38Comments(0)

2016年07月10日

「蕎麦考」よりそばと忌み言葉


皆さんは、忌み言葉ということをご存知でしょうか。

私も、井沢元彦さんの逆説の日本史を読んではじめて知ったことですが、日本人は無意識のうちにこの忌み言葉の文化にどっぷりはまっているというのです。

分かりやすい例をあげれば、歴代の天皇のことを当時の人はどのように呼んだのか?

その答えは、声に発するのさえ恐れ多くて○○天皇などとは決して呼ばなかったと言うのです。呼ぶことさえ忌み嫌うべきことであったのです。後に書物などで○○天皇と著してあるのは、必ずその天皇が崩御してからのことであったと井沢さんは言っておられます。

・・・ナルホド、NHK大河ドラマなどを見ると、ごくごくお側の者だけが「お上」と袖で口をふさぐように発し、それに対して、「みは~であるぞ」などと自分のことを「み」と言わせているのは、時代考証に合致したものなのかなと思います。

また憤死など非業の死を余儀なくされた人物の祟りを非常に恐れたゆえに、社(やしろ)を造り神と崇め、その人物の霊を鎮めようとしたと。菅原道真を祀る北野天満宮しかり、古くは出雲大社の巨大な社殿しかり。

靖国問題をヒステリックなほどに騒ぎ立てる中国と韓国の指導者は、2000年もの昔から培ってきた来た日本人固有の祟りを恐れ、汚れを忌み嫌う文化を正しく理解しているとは思えません。


さて前書きが長くなりました。「蕎麦考」(永友 大 著)よりそばと忌み言葉に関連することをご紹介しましょう。

かって宮中では「そば」も忌み言葉であったと言ったら、読者の皆さんはさぞかし驚かれることでしょう。

その理由は、そばの実の形にあります。そばの実はエジプトのピラミッドを目一杯に小さくした形、そう三角錐の形状をしているのです。その三稜をもった三角(みかど)が帝(みかど)に通じるために、

「今宵の夕餉はそば粥なぞを・・・」

などと女官が言おうものなら一大事で、神社仏閣に帝の安泰を願って祈祷をしなくてはならない・・ってなことにきっとなるんでしょう。

では、どう呼んだか?幸いそばの葉の形が葵の葉に似ていることから、「そば」を「あおい」と呼んだというのですから、う~んと唸ったきり、言葉を失います。


ひょっとすると、葵の紋(徳川幕府)を食べちゃうと言う隠れた意味もあるのかなと思ったりもするのです。さて、果たして本当に "お上" は、「みは葵粥を所望じゃ・・・」などとおっしゃたのでしょうか?


一方、今のようにそばを細く切って食べるようになったのは、江戸時代の初めといいますから、江戸は将軍の街、町人は誰にはばかることなく気軽に

「おぉ~ぅ!そば食っていきなっ!!」

「ありがとうよっ!ごちになっていくぜぃ~!!」

なんて言ったんでしょうね。


下々の身の上といたしましては、江戸の庶民に軍配を上げたくなるのは、仕方のないところでありましょうか。




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Posted by 酒そば本舗店長 at 11:24Comments(0)

2016年07月09日

とうもろこし


この季節好きな食べ物を一つあげよと言われれば、迷わず"とうもろこし"と答えたい。

子供のころ家の畑(といっても猫の額ほどの家庭菜園)で、祖母が必ずとうもろこしを植えていた。それが実をつけるのは、夏休みに入るころであったろうか?

学校が休みになるのと、とうもろこしが食べられるのと、7月は一年で一番楽しみな月だったような気がします。

まったくお盆の前に「盆と正月が一緒くたにやって来る」ように感じたものです。(笑!

それが最近は農作物が一年中出回るようになり、季節感がまったく薄れてしまいました。今の子供たちは何を楽しみに7月を迎えるのだろう?


知り合いの方から、初物のとうもろこしをいただきました。早速茹でて食べることに。


とうもろこしがゆで上がりました。粗塩をふりかけて・・・。



近頃のとうもろこしは品種改良が進んで、粒も大きく揃っていて、しかも甘くて柔らかいですね。私の祖母の畑で採れたとうもろこしは、粒は小さく色も不揃いで固かった。虫食いの後もたくさんあった。


私が中学1年のとき亡くなった祖母は、やはりこのように塩ゆでにして私たち幼い兄弟にとうもろこしを与えてくれたのでした。祖母はとうもろこしを房から一粒二粒指で掘り起こして口に入れては、その年のとうもろこしの出来を探るのが常でしたが、決まってそれ以上食べようとはせず手にしたとうもろこしを半分に折って、それぞれを私たちに与えてくれたのでした。


ところでとうもろこしって、茹で上がりのアツアツを房ごとかぶりついてこそ美味しいもの。一粒ずつ実を掘り起こして口に入れたところで、何を食べているのかわからないですよね。

今私もあの時の祖母の年齢に近づいてようやくその訳がわかりました。祖母は歯の具合が悪くて房ごとかぶりつくことが出来なかったのだと。



もろこしの固さに祖母の偲ばるる







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2016年07月08日

「覚えておきたい現代の名言」


机の回りを片付けていたら3年前の新聞の切抜きが出てきました。

2013年1月12日の日経新聞「NIKKEIプラス1」の何でもランキング、「覚えておきたい現代の名言」が紹介されていた記事です。すっかり忘れていましたね。そういえば3位にランクされた池上彰さんの座右の銘に、なるほどそういうものかという感銘を受けたので、仕舞っておこうと紙面を取っておいたのでした。

・・・改めてもう一度見てみました。


座右の銘にしたいの1位は、「強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ」。これは元サッカー西ドイツ代表フランツ・ベッケンバウアーの言葉。

・・・私もこのような言葉吐いてみたいものです。(苦笑!

顔写真が大きく掲載されていますが、これは現役時代のものではなくかなりお歳をとってからのもですね。かえって風格が感じられてスポーツマンというより哲学者のような風貌に見えます。

これは強くてかつ勝っている者だからこそ言える言葉でしょう。だからこそ重みもある。日本の戦国武将武田信玄が確か同じようなことを言っていたはずです。正義とはと問われ、「正義とは勝つことじゃ」と。

2位は哲学者の鷲田清一さんの言葉
「自分がわかっていないことがわかるということが一番賢いんです」

・・・そうですか。そう言われれば、私なんぞは「何がわからないのかわかっていない」ようです。(笑!

3位は売れっ子ジャーナリストの池上彰さんの言葉、少し長いですが全文転写します。「一度地獄を見ると、世の中つらい仕事はなくなるんです。苦しい経験を若いうちにするからこそ、得られるものもある」

池上さんは地獄を見ておられるのだろうか?順風満帆の人生を歩んでおられるようにお見受けしますがね。きっと湖面に美しく浮かぶハクチョウのごとく、水の中ではせわしく足を動かしておられるのに違いないとも想像しますが・・・。

・・・なるほどやはり「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということですか。この歳になってから苦労をするようじゃ、間に合いませんかね?(苦笑!


さて、そんな人生において少々手遅れの感がしないでもない私の"座右の銘"らしきものをひとつ上げれば、「楽天知命故不憂」。


確か中国の四書五経の一つ、易経(間違っていたらゴメンなさい)の中の一説だったはずです。

「天を楽しみ命を知る。故に憂えず」

「天命を悟れば心が安らぐものです。そうすればおのずと憂いは解消されますよ」と解釈するのでしょうか?

しかし、私の場合なかなか憂いが解消されないところをみると、やはり天命を悟れない凡夫の悲しさと言わなければなりますまい。。。(涙!





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Posted by 酒そば本舗店長 at 12:06Comments(0)一人言

2016年07月07日

お奨めの一冊、「江戸川柳で現代を読む」 PART2


お奨めの一冊、「江戸川柳で現代を読む」(小林弘忠著 日本放送出版協会)より、川柳二句をご紹介します。



店中の尻で大家は餅をつき

店は「たな」と読みます。店中(たなじゅう)とは長屋を間借りしている住人すべてということになります。大家(おおや)とは、もちろん長屋の大家さんのこと。


ずいぶん前のことですが、古典落語の一節にこんな場面が出てまいりました。

長屋の遊び友達のところにやってきたワル友達が、そこの大家(おおや)にやり込められて退散する時に吐いた捨てゼリフ。

「こんな長屋、二度と来てやるもんか!糞どころか屁もひってやんねぇ~!」

前半の二度と来ないというのは分かりますが、後半の糞も屁もしないというのが分かりづらいですよね。実はその疑問を解く鍵が冒頭にあげた川柳にあるのです。


当時の長屋は、4畳半一間と土間がついているだけ。井戸とトイレは、長屋の店子(たなこ)すべて共同。だから、トイレは街の共同便所の働きもしていた。

そして、当時の江戸は世界一の人口都市でありながら、世界一のリサイクル都市でもあった。すべてがリサイクルに回された。古着や傘はもちろん、修理のできない鍋釜、ちり紙、障子の破れ紙、かまどの灰まで、ありとあらゆるものを取っておけば、専門の業者が長屋を巡ってきてはそれらを回収し、いくらかの代金を払ってくれた。

当然、長屋の住人の糞尿は、貴重な有機肥料として、高価に売れた。ナントその収入が年間4~5両にもなったというのですから、餅どころか正月支度ができて、まだおつりが出た。


冒頭に上げた句は、そんな長屋の住人の大家(おおや)への羨望を詠んだ句だったのです。

理解できないでいた落語の一節も、この本を呼んでやっと分かりました。だから、新しい店子(たなこ)が入居すると、大家(おおや)は店賃はもちろんのこと、正月の餅代のことまで思いをめぐらし、密かにほくそえんだのでしょう。

肥取りに尻がふえたと大家言い


そんな大家(おおや)でも、店子(たなこ)にとっては親同然。いろんな世間の困りごとは、いの一番に大家に相談したそうで、大家も親身になって店子の世話をしたというのです。


決して豊かとはいえない毎日であっても、文句の一つも言わず、川柳の中で明るく愚痴って気を紛らす江戸人って、スゴイと思うのです。物質文明にどっぷり浸かり一見恵まれたようにみえる現代人には、とても真似ができません。


時を300年余り遡り、江戸の町長屋に舞い戻って、長屋のトイレを借りてみたくなるくらいだと言ったら、読者はばかばかしいと笑われるでしょうか?


3月にもこの本より二句、当時の江戸市民の人情の機微がうかがえる川柳をご紹介ししております。合わせてお読みいただければ幸いです。




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Posted by 酒そば本舗店長 at 12:05Comments(0)

2016年07月06日

体内時計


生物の体内に備わっている時を刻む仕組みを体内時計といいますね。
この時計が狂うと睡眠をはじめとして日常の生活のリズムがすべて狂い、しいては生命の維持さえも困難になるといいますから、大切にしなければなりません。

さてその体内時計によって、ニワトリの朝鳴きの行動もコントロールされていることが分かったという研究が報告されています。

朝のコケコッコーは体内時計 明るさの変化に無関係

ニワトリの時を告げる朝鳴きは、約23・7時間の周期で繰り返されるという研究報告ですが、ほんとうに明るさに無関係かなと思います。

何年か前に中国で大規模な皆既日食が観察されたことがありましたが、そのときテレビのバラエティー番組の企画で、皆既日食のあとに太陽がまた輝きだしたら、ニワトリは時を告げるかという実験をやっていました。

日食が進み太陽が完全に月に隠れてしまうと、あたりは真っ暗となり夜同然。しばらくして太陽が徐々に顔を出すに従い次第に明るくなってきて、まさに朝がやって来たと思われたとき、連れてきたニワトリが、コケコッコーと高らかに時を告げたではありませんか。

ニワトリの朝鳴きが23.7時間周期で繰り返されるのだったら、このときこのニワトリの体内時計はどうなっていたのでしょう?たまたま律儀な性格のニワトリだったのかな?朝を告げなければの強い義務感から鳴いたのかも知れませんね。(笑!

さらにニワトリは1日につき0.3時間の狂いをどう修正しているのだろう?80日したら元に戻るというものの、その間日中に鳴いたり、夜中に鳴いたりするってことになりませんか?もしかしたら、ニワトリの体内時計には閏日というのが3日に1回程度あって、その日は24.6時間で鳴くことにしているのかも知れない。

・・・う~む、恐るべし、ニワトリの体内時計!(笑!


また、別のテレビ番組でこんなおもしろい実験をやっていたこともありました。ずばり「ニワトリに朝鳴きをさせない方法」を紹介していました。

ニワトリのケージの天井の高さを低くして、ニワトリが首をそらして鳴こうとすると頭が天井につかえてしまう。すると喉を張ることができないものだから、コケコッコーと上手に鳴けなくなるという仕組み。

画面に映し出されたニワトリは盛んに時を告げようとするのですが、喉を十分に伸ばすことができないものだから、「コ、コッ、コケッコ、コケェ~」と鳴き止んでしまう。

このときのニワトリのストレスたるや計り知れないものがあったに違いありません。文字どおり鳴くに鳴けない(泣くに泣けない)状態だったいうわけ。(笑!

きっと体内時計の針を大きく狂わせてしまったに違いなかろうと、遅ればせながら心配をしています。(笑!


皆さんの体内時計は、どんな時を刻んでいますか?





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Posted by 酒そば本舗店長 at 11:38Comments(0)一人言

2016年07月05日

日本人のルーツと体型


我々日本人のルーツは、列島土着の縄文人と大陸から朝鮮半島を経由してやって来た弥生人の混血と言われています。おそらく私の体にも縄文人と弥生人両方の血が流れているのでしょうね。

ウエブトピックスより、
縄文人は「胴長短足」=南方起源ではない?-渡来系弥生人と変わらず・国立科博

6000~3000年前を中心とする縄文人の人骨63体と、約2000年前の渡来系弥生人27体について、胴体の長さと腰の幅、腕と脚の長さを調べたところ、縄文人の体形は弥生人と大差なかったという研究報告ですが、私としては、どちらも「胴長短足」であったという結果に失意を禁じえません。(笑!

同時に配信されている縄文人の男性を復元したという写真、この男性の何となく見覚えある体形に親しみを覚えてしまうのは何ゆえだろう?(苦笑!

あごひげを剃って眼がねを掛けさせれば、おそらく私にうりふたつ。間違いなくご先祖様に違いないと思われます。

さらに驚きなのは、江戸時代の遺跡から出土した人骨94体を調べたところ、胴長短足の傾向が強まっていたということ。しかも身長が小さくなっている傾向があったということですから、胴は縮まず手足が相対的に長くなったということでしょ。

ところで鮭を手に持つ縄文人の足元には、この縄文人の飼い犬とみられる犬がたたずんでいますが、この犬は何犬?・・・秋田犬?それとも紀州犬?まさかダックスフントのご先祖様ということはないだろうな?(笑!


ご先祖様の体形に思いを馳せたことでした。




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Posted by 酒そば本舗店長 at 10:04Comments(0)

2016年07月04日

「つばさよつばさ」


遠い世界に旅に出ようか
それとも赤い風船に乗って
雲の上を歩いてみようか

太陽の光で虹を作った 
お空の風をもらって帰って
暗い霧を吹き飛ばしたい


と歌い、若者の心を大きく揺すったのは五つの赤い風船、西岡たかし。1970年代のことでした。

以来現実の暗い霧を吹き飛ばしてくれるに違いない旅への憧れが、私の心に住み着いたのではなかったか。

気が付けば半世紀50年の歳月が流れたことに、今更ながら大きな衝撃を受けずにはいられませんが、旅への憧憬はますます募るばかり。
「そぞろ神が乗り移って心を乱し、道祖神の招きにあった」芭蕉のようでもあります。


今私が手にする本、「つばさよつばさ」。

つばさよつばさ [ 浅田次郎 ]価格:507円(税込、送料無料)



冒頭に平然と「私は好むと好まざるとにかかわらず、旅の連続である」と書く作家・浅田次郎こそ、私の憧れである。
奇しくも浅田も70年代「遠い世界に」に心を奪われたに違いない若者の一人、私と同じ世代ではないか。


「海外が年6回から7回で約60日、国内が約30回で同じく60日程度、かくて私は1年の三分の一を羈旅(きりょ)の空に過ごしていることになる」

これで「好むと好まざるとにかかわらず」とはよく言ったものだと強い羨望を禁じえません。(苦笑!

ただ「好事魔多し」とはよく言ったもの。著者自らいわく、「むろんすべての旅の目的は執筆ではなく、講演、サイン会、雑誌取材、・・・その他意味不明の招待旅行等々、要するに執筆のために旅をしているのではなく、それ以外の目的で旅をしなければならないから、やむなく旅先で執筆をしている」のだとか。

JALの機内誌に連載されているエッセイを単行本にまとめたのがこのエッセイ集「つばさよつばさ」。旅に出て筆を取れば、それがヒットしてまた執筆の依頼が来る。旅に出る、執筆する、ヒットする、また旅に出る。

金もなければ時間もない、貧乏暇なしの身の上としては、せめて紙上で講演に出向いたロンドン、高校の同級生と行く箱根、想定外の日本語が飛び交うエジプト。ラスベガスでは手に汗握るギャンブル・・・、私と同世代の著者の抱腹絶倒の旅を満喫したいものです。




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Posted by 酒そば本舗店長 at 12:59Comments(0)

2016年07月03日

蕎麦屋の暖簾



皆さん、「生そば」と書けば、何とお読みになられますか?


なまそば・・・・正解!

きそば・・・・こちらも正解!


そばに限らず、麺は、茹でて食べる食品ですから、その麺の状態で
大きく分けて、A 生(なま)麺、B 乾麺(かんめん)、C ゆで麺に分類されますね。

Cは、便利ですね。もう茹でてあるのですから、うどんにしてもそばにしても、さっと湯がいて熱いだしがあれば、直ぐ食べれますね。
A・Bを茹でたものがCということになりますね。
そして、Aを乾燥したものがBということになりますね。

ですから、「生(なま)そば」といえば打って切り出した状態のそばを指すことになります。



では、「生(き)そば」

こちらの方は、いろいろ諸説あるところなのですが、一般にはそば粉100%のそばを指すということです。つなぎの小麦粉を用いないとどうしてもつながりが悪く、ぼそぼそと切れやすい麺になります。このため江戸時代の初めごろの「生(き)そば」は、蒸籠(せいろ)でいったん蒸してから茹でたといいます。これが蒸籠もりとして今も残っているのです。

お蕎麦屋さんの暖簾の定番というと、この「生(き)そば」と言う文字と決まっておりますね。

上野池之端にある蓮玉庵の暖簾


写真の暖簾は東京上野池之端の蕎麦屋蓮玉庵さんのの暖簾。老舗の暖簾ともなれば、風にはためく姿も風情の違いを感じさせるものですな。


さて今日では、つなぎ粉も吟味し加え方を工夫して、手ごねの仕方などに独特の技術を駆使して、おいしいお蕎麦を提供なさっている手打のお蕎麦屋さんも多くいらっしゃいますね。

確かに小麦粉のつなぎも改良され、そば粉自体もはるかにいいものが出ておりますので、必ずしもそば粉100%だからおいしいとは言えないかも知れません。


しかし、10割そばにこだわっている手打の蕎麦屋さんは多くいらっしゃることでしょうし、それはそれで立派なお蕎麦を出していらっしゃるのでしょうが、蒸籠で蒸してから茹でるという調理法を伝承しておられるところは、私の知る限り見受けられないようです。

まぁ、蒸すよりはるかに簡単な調理法が茹でるということですし、麺が打ちたて茹でたてであれば、切れることもないでしょうから、昔の調理法にこだわる必要もないのかもしれません。



蒸し暑い日本の夏は、どうしてもサッパリとしたものが食べたくなりますね。

お昼には、よく蕎麦屋さんの暖簾をくぐられる方多いと思いますが、一度その暖簾に何と書いてあるかご注目いただくのも、なかなかおつなものではないかと思うのです。





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Posted by 酒そば本舗店長 at 08:31Comments(0)そばの雑学

2016年07月01日

「えび天ラーメン」がないのは何故か?


「えび天そば」や「えび天うどん」はあるのに、「えび天ラーメン」がないのはなぜだろう?

というので、「えび天ラーメン」を作ってみました。しかも味噌ラーメンにして・・・。

201309061710000.jpg


・・・見た目からしてまずそう。(笑!

普段どおり同じ室内で携帯のカメラ機能を使って撮ったのですが、お世辞にも美味そうに撮れていないのはどうしたことだろう?

ちなみに最近同じようにして撮った別のラーメンの写真と比べると違いがよく分かります。オーソドックスな醤油ラーメンです。

ラーメン.jpg


ラーメンだけではありません。こんな冷製パスタも実に美味しそうでしょ。

冷製パスタ



会心作となるはずであった「天ぷら味噌ラーメン」が思いの外まずかったのに大いに失望した私は、その理由を考えてみたのです。


そもそも天ぷらは塩か天つゆにつけて食べるもの。天つゆは濃い口醤油を出汁で割って作りますね。つまり天ぷらは基本醤油とかつおや昆布からとった出汁と合う食べ物といえるのではないか?

同じ醤油ベースでも、豚こつや鶏がらといった動物系から取ったスープには合わないのだと思います。ましてや今回は味噌ラーメン。味噌カツ丼はあっても味噌天丼は聞いたことがありませよね。(笑!

今回身を持って体験して分かったこと。

えび天はえび天で、ラーメンはラーメンで食べれば美味しいですが、「えび天ラーメン」にすると各々の美味さが半減します。特に味噌ラーメンには、えび天を入れるものではありません。(爆笑!




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Posted by 酒そば本舗店長 at 12:58Comments(0)どうしても分からないこと