通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!
お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!
そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪
でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)
そばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪
いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪
★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そば
当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!
「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!
■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。
北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。
清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。
■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪
そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。
■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。
■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。
富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。
富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。
酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。
2015年11月30日
「白エビ」って何エビ?
昨日の昼食に食べたうどん、白エビかき揚げうどん。高速のサービスエリアで食べました。
白エビはホタルイカに並ぶ富山湾で獲れる名産品ということで、県の観光物産の一翼を担う貴重な水産物資源。このサービスエリアでも白エビのかき揚げうどんとそばの他にも白エビかき揚げ丼があり、人気メニューの表示がしてありました。
ところで白エビは、シロエビなのかシラエビなのか?
車エビとブラックタイガー、芝エビとバナメイエビの問題が世間を騒がせたことがあったことですし、あだやおろそかにはできませんね。(笑!
そこで「白エビ」を調べてみると、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。西日本沿岸に分布し、近縁種とともに食用にされる。なお、富山湾沿岸で漁獲される「シロエビ」は本種ではなくオキエビ科の一種 Pasiphaea japonica 、標準和名「シラエビ」で、エビの分類上でも全く別系統の種類である。他にも方言呼称の「シラエビ」「シロエビ」は、ヨシエビ属諸種やスジエビ類などその他の種類を指す場合が多いので注意を要すると書いてありました。
・・・なになに、「白エビ」はクルマエビだと?でも富山湾で獲れる「シロエビ」はオキエビで、「シラエビ」「シロエビ」は、ヨシエビやスジエビだって、結局「白エビ」は何エビなんだ!?(笑!
まあ、そんなことを気にかけるまでもなく、かき揚げにされた「白エビ」はサクサクとした歯ごたえで、うどんのつゆがほど良くしみた衣は舌の上でとろりと溶けて、う~むとうならせる美味しいさ。
これで一杯税込440円は、納得できる価格。ただ、シロエビなのかシラエビなのか、それともヨシエビか、はたまたスジエビか、まさかオキアミということはないだろうけれど、エビって名前がややこしい。(爆笑!
2015年11月29日
時代小説が好きPART114「迷いの旅籠」
日経連載「迷いの旅籠」(宮部みゆき 著)が毎朝の楽しみです。本日11月29日で連載176回。主人公は江戸は神田にある袋物屋、三島屋の女将の姪おちか。おちかが三島屋の客間「黒白の間」に語り手を招き入れて不思議な話や恐ろしい話を聞き出すというストーリー。
第1話は謎の絵師が描いた村の亡者が次々と生き返るという世にも怪奇な話。第2話は、おちかが江戸で人気の仕出し屋・だるま屋がかき入れ時に仕出し屋を休業する理由を聞き出しているうちに語られる、「ひだる神」の話。
この「ひだる神」、不気味ではあるものの愛嬌があっておもしろい。
本日の挿絵(北村さゆり 画)を見ると、だるま屋の主人房五郎と思しき男が、頭をかきかき愛想のいい笑を浮かべている。その左上に目と目の間が離れた何とも奇妙なそれでいて愛嬌のある顔をしたもの(人物?)が描かれている。足がないのに影があるところを見るとこれが「ひだる神」だな。
当地(北陸富山)では、何となく体に力が入らないようなときに、「ひゃ~だる~なった」などとお年寄りが表現することがあります。こういった話し言葉が残っているところをみると、「ひだる神」の存在も身近に感じられようというものです。
房五郎がこの「ひだる神」に取り付かれてより、煮売り屋の商売が繁盛し、新しく興した弁当屋の新商品「ひつまぶし弁当」も大ヒット。大通りに表店を出すまでになった。
これは、今日に語り継がれる不気味な「ひだる神」からは想像も出来ない「幸福を招く神」(妖怪)ではないか。
こんな妖怪なら少々不気味でも取り付かれてみたいような気がしないでもない。(笑!
ではなぜ房五郎はかき入れ時に商売をしようとしないのだろう?「ひだる神」が何か関わっているのだろうか?・・・話の続きが待たれます。
どうやら私は、まるで宮部みゆきさんと北村さゆりさんの女性コンビが作り出す奇妙怪奇な世界に、取り付かれてしまったようです。・・・これは何神というのだろう?
2015年11月28日
月明蕎麦花如雪
月 独 村 霜
明 出 南 草
蕎 門 村 蒼 村
麦 前 北 蒼
花 望 行 蟲 夜
如 野 人 切
雪 田 絶 切
最後の節は、「月明らかにして蕎麦(きょうばく)の花雪の如し」と読むんだそうです。「きょうばく」の響きが、何とも心地よいですね。
この詩は、唐代の白楽天が長安より故郷に帰ったとき(811年)の作と伝えられています。白楽天といえども人の子、郷里に帰った安心感・安堵感が行間にうかがえますね。その一方で、都での志が叶わぬままに郷里にもどった失望感が、詠わせた詩だともとれます。
今をさかのぼること1200年、白楽天は月明に照らされた蕎麦の花をどのような気持ちで眺めたのでしょうか?
2015年11月27日
コーヒールンバ♪
普段何気に飲むコーヒー、貴方は一日何杯飲みますか?
私らが子どものころは、コーヒーといえば、タバコや酒と同じように大人が飲む嗜好品で、褐色のただただ苦いだけの飲み物は、飲みすぎると胃をこわすだけでなく、カフェインによる中毒症状を引き起す不健康な飲み物というように思われていたものでしたが、昨今はコンビニの店頭で入れてくれる挽き立てのコーヒーが大ヒット商品になるほど、誰でも手軽に口にできる飲み物になりました。
そこには不健康といったイメージは微塵も感じさせませんが、事実コーヒーは体によいという報告がこのほど国立がん研究センターから公表されました。
ウエブトピックスより
コーヒー3~4杯で病死の危険が急減 国立がん研究センターなどが公表
そもそもコーヒーが飲まれるようになったのは13世紀に遡ることが出来るそうですが、元々は塞いだ気持ちをやわらげる効果を期待する薬として飲まれたのがコーヒーの起源だそうです。歌にもありますね。
昔アラブの偉い お坊さんが♪
恋を忘れた あわれな男に♪
しびれるような 香りいっぱいの♪
琥珀色した飲みものを教えてあげました♪
やがて心うきうき とっても不思議このムード♪
たちまち男は 若い娘に恋をした♪
・・・ナルホド、そうしてみればアラブの偉い坊さんは、確かに偉かったのだなと。(笑!
かく言う私も、今入れたてのコーヒーを飲みながら、この文章を打っています。私も多い日で1日3~4杯、1杯も飲まないという日はまずないようです。
そうすれば脳血管障害や呼吸器障害で死ぬ確立は、少しは回避できているのかなと喜ばしく思っています。
ただ「心うきうき」して「たちまち 若い娘に恋をした」という経験が皆目ないのは残念なことではあります。一度くらい「とっても不思議なムード」に浸ってみたいものだと。( ← イエローカード!・・・爆笑!
2015年11月26日
11月26日の記事
スマートフォンが急速に普及している昨今ですが、私は未だにガラーケーを使っています。・・・っていうか、ガラーケーしか使えません。(笑!
ごくまれにメールで使用することもありますがもっぱら電話本来の機能としてしか利用しないので、スマホに換えることもないなどともっともらしい理屈をこねています。
久しぶりにカメラの機能を利用して気づきました。撮影のモードがいろいろあって、いろんな設定が出来るんですね。ずっとバカチョンカメラのようにしか使って来ませんでした。(苦笑!
先日、夜明け前のまだ薄暗い中、立山連峰を狙って撮った画像が携帯に残っていましたので出力してみました。
通常のカラーモードだと
モノカラーモードにすると
デカ鼻と書いてあったモードにすると、こんな風に撮れました。
この他に私のガラケーでは、セピアモード、ミニチュアモード、インスタントカメラモード、ふんわりモードなどいろんな設定で撮影が楽しめるようです。・・・何か得した気分。なんだか写真にはまりそう。(笑!
機会があったら、ふんわりモードで撮影した写真などアップしてみたいと思っています。お楽しみに♪
2015年11月25日
ヤギ男
日ごろの生活に疲れて来ると、浮世のしがらみを一切断ち切って大自然の中で一人静かに暮らしたいと思うこと、確かにあります。しかし、ヤギになりたいなどと思ったこは一度もありませんが。
世間は広いと言いますが、スイス・アルプス山脈でヤギの群れの一員になって3日間を過ごしたという男がいたという話題。
ヤギ男いわく「人間として生きることは、多くのストレスやうつ病など、非常に大変だからだよ。僕はシンプルに生きたいんだ!」と。
ウエブトピックスより、
「私はヤギになりたい」ヤギとして生きることを試みた男
そのために一年間をかけてヤギのように四つん這いで歩き回ることのできる専用の義肢を制作したというのですから、その執念たるや目を見張るものがありますね。・・・いや目を疑うものがあると言うべきか?(笑!
義肢をつけてヤギの群れといっしょに山道を昇っているこのヤギ男の写真が同時に配信されていますね。シンプルに生きたいという割には、複雑な動作を強いられているようにも私には見えますが・・・。(笑!
上りは何とかなりそうにも映りますが、下りは容易じゃないでしょう。
さらに驚いたことには、草を食べているいる様子も配信されているではありませんか!腹を下したりしなかったのだろうか?
・・・飲み水はどうしたのだろう?スポーツ飲料を携行したから大丈夫なんて言ったら怒りますよ。(笑!
・・・睡眠は?・・・用便は?まさかすべてヤギ流というわけにはいかないでしょう。
心頭滅却すれば火もまた涼しといいますから、心を空にして自分はヤギだと強く思えば、「メェ~」ということになるのでしょうかね。
しかし、よくよく考えてみれば、これだけこのヤギ男の写真が撮影されているということは、撮影スタッフが同行しているということだろう。
この体験を『ゴートマン(ヤギ男):私が人間であることを休んだ方法(原題:GoatMan: How I Took a Holiday from Being Human)』という本にして出版すると書いてあるところをみれば、ナルホドと納得できますね。
このヤギ男、「シンプルに生きたかった」のではなく、「シンプルに儲けたかった」のに違いないという結論に達しました。
2015年11月23日
ビジネスメールで好感度を上げるには
日経の土曜日には、別冊のNIKKEIプラス1がついてきます。私はこれを土曜日のおまけと呼んで、毎週楽しみにしています。第一面に大きく取り上げられている「なんでもランキング」がお目当て。
その中からこんなランキングに注目してみました。
「ビジネスメールで好感度を上げるには」
今やビジネスの現場では、メールはなくてはならないツールとなりました。私もメールを使わない日はほとんどありませんね。メールを送ったり、送られたり。文書だけに限らず、画像であったり、フォームの決まった書類のやり取りが瞬時のうちに行えますから、本当に便利なツールです。
そんな誰でも使うビジネスメールだからこそ、受け取った相手に好印象を持ってもらう、キラリと輝くメールを送りたいものです。早速ランキングに目を通してみました。
1位 改行と空白をうまく使う
2位 件名を具体的に書く
3位 送信前に読み返す
4位 箇条書きを多用する
5位 冒頭、結びの挨拶を忘れない
6位 結論から書く
実に1位から6位まで、私はこのとおりに心がけてメールを送るようにしています。
ほぉ~、すると私のメール術は、100点とまでとはいかなくても90点は固いですかね。たまに慌てて送信ボタンを押してから、文字の変換間違いに気づくというヘマもやらかしますがね・・・。(笑!
特に一位にあげた「改行と空白をうまく使う」だけで、見違えるように読みやすいメール文になりものです。書道ではただ単に文字を書くだけではなく、文字と用紙の空きの黒白のバランスに気を配るのと似ていますね。
これに4位の「箇条書きを多用する」と、6位の「結論から書く」を心がければ、ほぼこれだけで少なくともライバルのメールに先んじて読んでもらえること間違いありません。
「改行と空白」の効用を実感できるのは、ブログでもいえるでしょう。内容がいかに優れていたとしても細かい文字がぎっしりと詰まったブログは、私なんぞはそれだけで読む気になれません。・・・っていうか読めません。このところとみと老眼が進んだようで、困っています。。。(苦笑!
皆さんはどんなメール術を心がけておられますか?
内容はどうあれ、私のブログは読みやすい(目に優しい)とお感じになっていただけたらうれしいです♪
2015年11月22日
時代小説が好きPART113 「家斉の料理番 異国のご馳走」
今読んでいる本、福原 俊彦著「家斉の料理番 異国の御馳走」。
第1作「家斉の料理番」に続く待望の第2作は、将軍の発した気まぐれなひとこと、「西洋の料理を食うてみたいのう」から始まった。
ブックカバーに描かれたイラストを見ると、テーブルの上に肉とパン、それにスープの皿が置かれていて、家斉とおぼしき侍がナイフとフォークを両手に持ち、これはまさしく肉を一切れ頬張ったところであろうか。まったくもって不可解きわまるこのイラストは、「異国のご馳走」のストーリーをよく象徴していておもしろい。
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将軍が食べる毎日の食事を差配する御膳奉行の藤村幸之進は、表向きの役目とは別に将軍の立場では食すことのできない料理を市中で密かに家斉に振る舞う役目を担っていて、家斉お気に入りの臣でもあった。
家斉の無茶な願いに応えるために奔走する幸之進は、ロシアから帰ってきた漂流民、大黒屋光太夫に助言を求め近づくことになるが・・・。
幸之進は異国の料理にまつわる知識を求めて蘭学者や大黒屋に関わる中で、老中首座水野出羽守忠成(ただあきら)らの企てに気づくことに。
はたして幸之進は西洋の料理を家斉の前に饗じ、見事家斉の望みに応えることができるのだろうか?そして水野忠成の企みはどうなる・・・?
2015年11月21日
時代小説が好きPART112 「家斉の料理番」
今読んでいる本福 原俊彦 著 「家斉の料理番」
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ブックカバーのイラストを見ると朱塗りのご膳に置かれた皿から海老の天ぷらとおぼしきものを箸でつまみあげている武士とその傍らに畏まりその様子をじっと見守る武士が描かれています。
天ぷらを口に運ぼうとしている武士の羽織には三つ葉青いの紋がありますから、これが家斉ということでしょう。傍らに畏まった武士が本作の主人公御膳奉行の藤村幸之進というこになるのだろうか。
天ぷらは揚げたてのアツアツのところをサクサクと食べてこそ上手いというもの。江戸城中奥で食べる将軍の食事は、それこそ幾人にもよる毒見をへて中奥まで運ばれるから、おそらく天ぷらは冷めてしまっているだろうし、衣はべっとりと歯にまとわりついてとてもサクサクというようなわけにはいかない。
御膳奉行にかせられた役目は、将軍が食べる食事の献立を決め、出来上がった食事の毒見を努めるということなのだそうですが、幸之進にはもうひとつ別の役目が与えられていた。なんと将軍という立場では食すことのできない市井の料理を家斉に城外で饗する役目を担わされているというのだ。
その幸之進はとある日、将軍の食事に毒が入っていることに気づく。いったい誰が・・・。時の幕閣、老中松平伊豆守信明と水野越中守忠成(ただあきら)の権力争いが背後にうごめいていることに気づく幸之進であったが・・・。
2015年11月20日
ラジオ体操に第3があったってご存知か?
新しい朝が来た~♪ 希望の朝ぁ~だ♪
喜びに胸を開け、大空仰げ~♪
ラジオから流れる軽やかな歌声に合わせて、眠い目を擦りながらいっしょに歌ったものでした。皆さんも記憶がおありでしょう、夏休みのラジオ体操。
「まずは腕を前から大きく振り上げて、背伸びの運動から~」の掛け声に続いて、タンタ~タ、タンタン、タンタ~タ、タンタンとリズミカルなピアノの伴奏に合わせて体を動かし始めるのがラジオ体操第1。それが終わると第2ラジオ体操。こちらの方は、タンタカタン~、タンタカタン~、タタタタ、タンタカタン~って感じのピアノ伴奏と「まずは全身を揺すります」の声。その場で軽く跳躍するのでしたね。
「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもの、この歳になってもラジオ体操の音楽が流れてくれば、第1も第2も最初から最後まで正しく体を動かすことが出来ますね。しかし、この後にラジオ体操第3があったとは知りませんでした。
ウエブトピックスより、
ラジオ体操第3、ついに全国ブームに 心身の健康へ裾野拡大
なるほど、NHKで1946年から1年半しか放送されなかったというのですから、時の首相がもはや戦後ではないと言い、高度経済成長の坂道を駆け上がろうとしていたころ小学生だった私らの世代が知らないのも、当然と言えば当然。1年半という短い期間のことを思えば、私らの少し前の団塊の世代でさえ第3は知らないのではないか。
ところがこのラジオ体操第3が、放送から約70年を経た現代でひそかなブームになりつつあるというのです。その火付け役は、龍谷大学瀬田キャンパスの学生サークル。なんでも今春学生有志約20人で結成したそうです。
「初めてお手本を見せると笑いが起きる。『こんな動きが本当にできるようになるの』って」とは、サークルの代表を務める4年松本実夏さんの弁ながら、自治体などの依頼を受けて各地へ振り付けを教えに行くという熱心さは、いかにも若者らしいすがすがしさを感じさせてくれます。
第3は第1、第2と比べても負荷が強く、消費カロリーは倍近いというのですから、これは世のメタボおじさん族にとって最適の体操ではありませんか。
わが職場にもぜひ龍谷大学のサークルの学生さんをお呼びして、ラジオ体操第3をご教授いただきたいものですな。
幻の体操、ラジオ体操第3の普及に励む龍谷大学の学生サークルに、あっぱれ!
拍手喝采を送ります。
2015年11月19日
1時間世界一周の旅
「貧乏暇無し」とは、毎日の生活の糧を得るのに汲々として少しの時間の余裕もないというような意味合いだと思うのですが、こういう使い方をすることもあります。
「毎日お仕事がお忙しいようで、商売ご繁盛で結構なことですね」
「いいえ、貧乏暇無しで困ったものです」
繁盛しているいないは別として、日々仕事に時間を取られ余裕のない生活から抜け出せたらどんなにいいだろうと思うこと、確かにありますね。気の置けない人(・・・やはり妻ということになるのでしょうね)とゆったりと旅行がしたいものだと・・・。
しかし、それがままならないからこそ世間には「貧乏暇無し」という諺があるのでしょう。まったくいまいましい諺であります。(笑!
私が愛読する日本経済新聞は週末になると、紙面に旅行代理店の広告が多く掲載されます。「貧乏暇なし」族にも日曜ぐらいはあるだろう。こんなに豪華な旅行が、こんなに格安でいけるんですよというわけですな。
しょうがないから、日曜ごとに日経の広告を見ては、旅行を楽しんでいます。(笑!
観光内容はもちろんのこと、旅行の行程や宿泊するホテルのグレード、食事内容といったふうに、「貧乏暇なし」と言っているわりには隅々まで目を通しますので、小一時間はしっかりかかります。(苦笑!
広告のキャッチコピーがまた一段と旅情をあおりますね。
「夢のフランスモンサンミッシェル7日間 12~25万 GW出発でもこの価格!」
定番のフランス旅行、12万で行けるの?女房と二人で25万か・・・などと単純に思ってしまうのです。
「5つ星ホテルと洞窟ホテル 感動のトルコ10日間 11.98~24.98万」
何々、8日目にはイスタンブールでベリーダンス・ディナーショーにご案内と?ほっと一息できる日本食もご用意だって・・・。これも二人で25万だぜ。。。
「全食事付 ドイツ、スイス、フランス、イギリス 10日間 18~28万」
なるほど、ヨーロッパ人気の4カ国を巡って、パリではゆったり3連泊。添乗員同行か。。。でもって2人で36万なら・・・。
「ANAビジネスクラス利用マチュピチ遺跡と南米周遊10日間 59.8万」
おおっ、これはちょっと高いじゃないか?二人で100万突破するんじゃ無理だな。。。でもビジネスクラスに一度でいいから乗ってみたいです。(笑!
う~ん、高山病に配慮した行程だって?リマ1500m、ウルバンパ2871m、クスコ3399mか・・・、旅行会社もなかなか考えるもんだ。
「セイロン島6大世界遺産探訪 8日間 13.9~20.9万」
オプショナルツアー一切なしって、観たいところ最初から全部含まれていますってこと?
ミネラルウォーター1日1本プレゼント!って、「!」マークつけるほどのことか?ビールにしてください。(笑!
「JALで行くエルミタージュ美術館 ロシア9日間 特別見学6時間 18.9~49.8万」
ロシアが誇る秘宝室へ特別入場って、それが6時間のこと?ダイヤモンド(クレムリン)、ゴールデンルーム(エルミタージュ)ってありますが、ダイヤモンドと金塊を見せてくれるってわけ?
・・・と、まぁこんな次第です。
どうです!?「昔80日間世界世界一周」っていう映画がありましたが、80日どころか1時間足らずで世界旅行ができちゃう。
まあ、わびしいといえばこの上なくわびしい旅ですけどね。(爆笑!
2015年11月18日
「紅葉の馬」
これは見事としか言いようがありませんね。
誰がどう見ても馬に見えます。
ウエブトピックスより
源頼朝の愛馬ゆかりの地に「紅葉の馬」が浮かび上がった!
日本全国には、山や岩の並びや残雪の模様などが人や動物の形に見えるところが多くありますが、紅葉が図柄を描くというのは初めて耳にします。
土地柄も、その昔村人が総出で捕獲した野生馬を頼朝に献上したという伝説の残る栃木県佐野市"飛駒”町だけに、興味深いものがあります。
出来れば飛駒を駆る頼朝の姿まで現れればというのは、望み過ぎというものでしょうか。
新緑の季節には若草色の馬が現れるということですから、来年の初夏にはぜひ一度飛駒町を訪れ、若駒の姿を見たいものだと思います。
2015年11月17日
自然の舞台と千両役者
昨日の朝6時半ころに撮った東の空。
日の出を待つ北アルプス立山連邦の稜線がシルエットとなって浮かび上がってきます。どんよりとした曇り空が、この瞬間だけ雲が上がり出した。
3000m級の山々の上空の雲の切れ間が横一直線に巻き上がって、まるで自然の巨大な舞台の緞帳がするすると上がったかのようです。
現れた千両役者の荘厳な姿に、観客はことばを忘れただ見入るのみです。
2015年11月16日
ご先祖様の体形に思いを馳せる・・・。
我々日本人のルーツは、列島土着の縄文人と大陸から朝鮮半島を経由してやって来た弥生人の混血と言われています。おそらく私の体にも縄文人と弥生人両方の血が流れているのでしょうね。
ウエブトピックスより、
縄文人は「胴長短足」=南方起源ではない?-渡来系弥生人と変わらず・国立科博
6000~3000年前を中心とする縄文人の人骨63体と、約2000年前の渡来系弥生人27体について、胴体の長さと腰の幅、腕と脚の長さを調べたところ、縄文人の体形は弥生人と大差なかったという研究報告ですが、私としては、どちらも「胴長短足」であったという結果に失意を禁じえません。(笑!
同時に配信されている縄文人の男性を復元したという写真、この男性の何となく見覚えある体形に親しみを覚えてしまうのは何ゆえだろう?(苦笑!
あごひげを剃って眼がねを掛けさせれば、おそらく私にうりふたつ。間違いなくご先祖様に違いないと思われます。
さらに驚きなのは、江戸時代の遺跡から出土した人骨94体を調べたところ、胴長短足の傾向が強まっていたということ。しかも身長が小さくなっている傾向があったということですから、胴は縮まず手足が相対的に長くなったということでしょ。
ところで鮭を手に持つ縄文人の足元には、この縄文人飼い犬とみられる犬がたたずんでいますが、この犬は何犬?・・・秋田犬?それとも紀州犬?まさかダックスフントのご先祖様ということはないだろうな?(笑!
ご先祖様の体形に思いを馳せたことでした。
2015年11月15日
日本は「擬態語」大国
TBS系列のテレビバラエティー番組「ニッポンの出番ですよ」は、外国人から見た日本の文化と日本人の思考について分かりやすく教えてくれる優れた番組です。
以前この番組では、日本人ほど擬態語を数多く使い分ける民族はいないということを取り上げていました。
たとえば食べ物の食感を「サクサク」とか「フワフワ」、あるいは「プリンプリン」などと表現されても、外国人にはそれがどう違うのかまったく理解できない。欧米にはそのような食感を表す擬態語がないということでした。
「シャキシャキ」「アツアツ」「トロトロ」「カリカリ」「モッチモチ」・・・食感を表現する擬態語などいくらでも出てきますね。これらの言葉が食べ物のどんな状態を指しているのか日本人には説明するまでもありませんが、外国人にはまったく意味が分からないというのです。
欧米にもスナック菓子があると思うのですが、湿気ってしまったクッキーなど美味しくないのは同じだろうと思うのですがね。焼き立てのクッキーを食べたとき、彼らはその美味しさをどう表現するのだろう?
突然ですが、鉛筆の芯の先が尖った状態のことをを皆さんはどのように表現しますか?
以前当地の地方紙が金沢大学の人間社会研究域の日本語学が専門の加藤和夫教授が行ったおもしろい調査について報じていました。加藤教授が学生らとともにJR北陸本線沿線の各駅で、世代別に鉛筆の芯の先が尖った状態のことをどのように表現するのか調べたところ、
石川県では「ケンケン」もしくは「ピンピン」、福井県では「ツンツン」と表現するのだそうです。
身近なものの表現の仕方なのに、同じ北陸でもこうも違うものかと驚きました。富山県西部の地方都市高岡市に住む私としては、お隣の石川県金沢市へは車で1時間もかからずに行けるのですが、「ケンケン」「ピンピン」などと言われても何のことかさっぱり見当もつきませんね。
鉛筆を持ちながら福井県流に「ツンツン」と言われれば、かろうじて尖っていることを言っているようだと分かるかもしれませんが・・・。
では、富山県ではどう言うか?
「ツクツク」と言います。いかにも尖っている様子を上手く表現していると思いませんか?
小学校に上がったばかりのころ、学校の先生がこう言ったことを今でもはっきり思い出すことができます。
「明日の国語の時間は、書き方の練習をしますから、鉛筆の先を"ツックツク"に削ってこられぇ~。」
私たちは何の違和感もなく先生の言われるままに、鉛筆の先を「ツックツク」にして行きましたね。実に素直な良い子だったものです。(笑!
ちなみに終わりの「・・・削ってこられぇ~」は、「・・・削って来なさい」という意味です。
お気づきかと思いますが、「ツクツク」より「ツックツク」の方がより尖った状態を強調しているようです。もっと尖った状態を表現したければ、「ツックンツクン」という言い方もあります。(笑!
生鮮魚介類が豊富な富山県では、とりわけ鮮魚が新鮮な状態であることを「キトキト」と表現しますが、もっと鮮度を強調したいときには「キットキト」と言うのもこれと同じことでしょう。
蛇足ですが、富山県では空港まで「富山きときと空港」と改名してしまうくらいですから、富山県民がいかに「キトキト」という言葉が好きか知れようというものです。(苦笑!
さて加藤先生に言わせれば、「ケンケン」も「ツンツン」も「ツクツク」も標準語ではないということだそうです。残念ながら肝心のその標準語については言及されていませんでした。鉛筆の芯の先が尖った状態のことを標準語では何と言うのだろう?
あなたの地方では、鉛筆の芯の先が尖った状態を何んと表現しますか?
2015年11月14日
「密告」ボランティアが必要な大国
「密告」を辞書で調べると、「密告する」で、ひそかに知らせること。ひそかに告発すること。他人の行状などをこっそりと告げ知らせることとあります。
喫煙者が抜きん出て多いと言われるお隣の大国・中国。その首都北京市で、職場など屋内での喫煙を全面的に禁止するという世界的にも厳しい禁煙条例が6月1日に施行されたということです。2022年冬季五輪の北京市開催が決まったことも「禁煙徹底」の動機になっているそうですが、お上(党)の意向は威光をもって徹底されなければならないというお国柄は、「密告ボランティア」という言葉にもよく表れているような気がしませんか。
ウエブニュースより、
北京で喫煙“密告”制度導入へ 年末までに密告ボランティア10万人
現在約1万人のボランティア要員を年末までに10万人に増やす方針だとか。スケールの大きさはここでも類を見ない大国振りを発揮していますね。
しかし、何事においても損得勘定に長けた国民ですから、かの国で報酬なしのボランティアに10万人も集まるだろうかと、要らぬ心配をしてしまいがちですが、ボランティアと違反者の間で罰金の内側の金額で折り合いをつけてしまうという新しいビジネスが生まれる可能性が否定できないのが、かの大国でもあります。
そうであればボランティアのなり手は10万人どころか20万人、30万人たちどころに集まるようにも思えて来ますが、肝心の禁煙が一向に進まぬのはなぜかと、北京市の党幹部は首を傾げることになりはしまいか?
そうしたら、密告ボランティアを密告するボランティアが必要になって来ますぞ。(笑!
歴史を顧みると、大陸から文字どおりの大国の漢字文化を取り入れたわが国でありますが、「密告」という言葉はあまり好んで使うようなことはありませんね。ましてや「密告ボランティア」などというボランティアに密告を結びつけるというような発想は、養っておりません。
かの大国は「密告」の大国でもあったのか!?
2022年冬季五輪では、北京市民2000万人すべてが喫煙とは無縁であることを願うばかりです。
2015年11月13日
貴方は活躍していますか?PART2
安倍首相が打ち出した「1億総活躍社会の実現」という政策、「1億総活躍社会」という言葉が分かりづらいともっぱらの評判です。
私に言わせれば決して分かりづらいのではなく、国民にしてみれば
「お前は活躍していない」と言われているようで違和感を覚えるだけのことじゃないのか?・・・こんなに一生懸命頑張っているのにと。己の手をじっと見た啄木の境地ですな。
「1億総活躍国民会議」の初会合で「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」と言い換えてはどうかとダメ出しした民間から議員に選ばれた菊池桃子氏が、今度は「ダイバーシティ」というカタカナ英語を披露された。
ウエブトピックスより、
菊池桃子氏がまたダメ出し 政府の国民会議で「企業、学校の採用基準の一斉見直しを」
誠に残念ではありますが、「ソーシャル・インクルージョン」にしても「社会的包摂」にしても理解できぬ私ですから、「ダイバーシティ」と言われてもなおのことワカリマセン!
「なに、なに、お台場が市になったって?」と早とちりしそうなくらい、文字どおり"多様性"に富んだ言葉「ダイバーシティ(diversity)」であります。
病気や障害を持った方も健常者と同じようにチャレンジ出来てこそ「1億総活躍社会」だと。・・・なるほど、ごもっとも!
私も菊池桃子氏のように"活躍"したいものだとしみじみ思ったことでした。・・・出来ればご一緒に。( ← イエローカード!・・・大爆笑!
2015年11月12日
晩餐会はジンギスカン鍋がよろしかろう・・・?
国と国との間で行われる首脳会談ともなると、いつどこでどのよう問題を協議するかなどは当然のことながら、話し合いの大まかな落としどころまで、事前に事務方により詰められるのが普通と聞きます。
しかし、夕食会の段取りについてもこと細かく確認し合っているとは知りませんでした。ついこの間ようやく実施に踏み切れた日韓首脳会談でも、韓国と中国とは両国首脳による晩餐会が行われたのに、日本と韓国の間では昼食会も持てなかったのは、事務方による事前の合意が出来なかったからなのでしょうね。
やはり韓国が昼食会を人質にしてまで慰安婦問題の謝罪にこだわったからなのでしょうか?
「昼飯くらいで国益が譲れるか」と安倍首相が言ったかどうかは知りませんが、一人寂しく食べた焼肉の味はいかばかりだったでしょう?
一方こちらはイランとフランスの首脳会談の話。仏オランド首相主催の食事会を開くことでは合意できたのでしたが・・・。
ウエブニュースより
イラン「酒抜き」vs仏「ワインは必須」 首脳会談前につばぜり合い イスラム教戒律めぐり
なるほど敬虔なイスラム教徒の国イランの大統領であるロウハニ師にしてみれば、アッラーの教えに背くことは断じて出来ない。ワインに限らずアルコールは抜きにしてくれというのは当然でしょう。
ところがフランスにしてみれば、フランス料理のフルコースはまずシャンパンによる乾杯から始めるもの。「ワインのないフランス料理なんて、ク○ープの入れないコーヒーのようなもの」と、オランド首相が言ったかどうかは不明ですが、ワインはフランスの文化だという自負がありますから、ワインにこだわるのも理解できます。
するとロウハニ師は、安倍首相のように一人寂しく焼肉でも食べることになるのでしょうか?
あっ、焼肉は焼肉でも豚肉はだめなのか!?でも羊肉なら許されるんでしたよね?
オランド首相、フランス料理にこだわるからワインということになるのでしょ。いっそのこと、コーラを飲みながら羊肉のジンギスカン鍋をロウハニ師と二人仲良くつつくというのはどう?
これは何料理というのか知りませんけれど・・・。ダメか?(爆笑!
2015年11月11日
毛髪の薄い人は、まるで救われない・・・?
日経ウエブニュースより、毛は免疫のスイッチ?
まったく不可思議なのは、生物の体の仕組みと言えましょう。
哺乳動物の毛には、皮膚から微生物などが入り込む危険を察知すると侵入者と戦う免疫細胞を呼び集める働きがあるということですが、まるで毛髪が意志を持った生き物のようではありませんか。
生物とまでいかなくても、毛髪が微生物に対して昆虫の触覚のような働きをするようにも思えてきますよね。
ならば尚のこと、お気の毒に思えて来ることが一つあります。
これでは毛髪の薄い人は、まるで救われないではありませんか!?(笑!
2015年11月10日
ネズミにも人にも楽しいに違いないこと
楽しい体験の記憶を呼び覚ますことでマウスのうつ状態を改善することが出来たとする研究報告が発表されています。
ウエブトピックスより
うつ:楽しい記憶で改善 理研、マウスで確認
1987年にノーベル医学生理学賞を受賞した利根川進博士らによる研究ということです。利根川博士のお名前を聞くのは久しぶりといった感がありますね。
「すぐに人への応用ができるわけではないが、うつ病の新しい治療法開発に役立つ可能性がある」と利根川博士がおっしゃられるまでもなく、素人にも容易にその可能性が理解できます。はやり、毎日を肯定的に楽しく過ごすことがうつ病に罹らぬ最大の方法と言われてきたのももっともなことですね。
ところでうつ病のメカニズム解明や、将来の治療法開発につながると期待される研究成果もさることながら、私が注目したのは、実験に使用されたオスのマウスの心理状態。躁(そう)から鬱(うつ)へ、天国から地獄へ突き落とされたマウスは、どんな思いだっただろうかと。
オスのマウスをメスのマウスと一緒に過ごさせて「楽しい記憶」を与えることが、実験の第一歩ということですが、俄か心理学者( ← 私のことです。・・・笑!)に言わせれば、ノーベル賞を受賞された先生にしては、どうしてオスはメスといっしょにいると「楽しい」のかということが、科学的、論理的に立証されていませんぞ。(笑!
さては利根川先生は、ご自身の経験をマウスにも応用されたのかな?いえ、そういう私も、ずっと女性に囲まれて時を過ごせれば、確かに天にも昇るほど「楽しい」です。(笑!
マウスの心理に戻ります。天国を味わったのもそこまで、今度は一転して体の自由が奪われてしまうなんて、身の不幸を歎く間もないというもの。
人間なら「禍福は糾える縄の如し」という諺も学んでいましょうが、マウスはそんな諺を知るわけがないだけに、奈落の底まで突き落とされてしまうに違いない。もしかしたら、メスのマウスに囲まれただけで、次にやってくる地獄の憂き目を想像して、体が硬直するんじゃないか?
つくづくマウスでなくて良かったと思った次第。
・・・とは言うものの、メスに囲まれるひと時を過ごせることは、私には十分過ぎるほど魅力的に写ります。
味わってみたいものだなと。( ← イエローカード!大爆笑!