通常そばを練るときには、水を使用するのですが、その水のかわりに「お酒」を使って練ったのが、 当店自慢の酒そばです!
お酒は富山で人気の地酒を使っています!
お酒の風味と香りが、 そば本来の風味と香りにからみあい、今までにないおいしいおそばができあがりました!
そば通、お酒通と呼ばれる方の中には、そばを食べ終わった後に
「残ったそばつゆに酒を少し足して飲む」のが最大の楽しみといいますよね。
まさしくお酒好きの方には、もう「たまりませ~ん!」っておいしさです♪
でも、お酒の苦手な方でもご安心くださいね! アルコール成分はそばを茹でた時にほとんど飛んじゃいますから、 お子様でも安心して食べられますよ!
(※但し、アルコールに弱い体質の方や小さなお子様はご注意ください。)
そばを茹でたあとのそば湯は ほのかなお酒の香りと旨味がでており、 それはそれはえもいわれぬおいしさ!
そばのお味から、香り、はたまたそば湯まで、 全てがたまらなぁ~いのが酒そばです♪
いつもの「そば」とは違う、ちょっとリッチなひと時を「酒そば」でお楽しみください♪
★これは珍しい!ひそかな噂を呼んでいる★こだわり酒そば
当店売れ筋NO1がこの「こだわり酒そば」です!
「こだわり酒そば」は、その名のとおり、
原材料にこだわり、厳選した、国産の原材料を使用しています!
■こだわり・その1:そば粉■
そば粉は、日本有数のそば処信州・安曇野(あずみの)産のそば粉を、 石臼にて、丁寧に、丁寧に、粗挽きしたものを使用しています。
北アルプス山麓長野県安曇野市一帯の地域は、 名水百選「安曇野わさび田湧水群」で知られる日本有数の名水の土地です。
清らかでミネラルが豊富な水によって、味も香りも素晴らしいそばが育まれます。
■こだわり・その2:製法
このそばの味と香りを最大限引き出すため、 製法にもこだわっています♪
そばの実を製粉する際、これまでの方法ですと、 機械製粉のためかなりの熱が発生し、 そば本来の香りが失われてしまいます。
昔ながらの石臼を使ってゆっくりと、丁寧に、丁寧に、挽くことによって、 そばの実の甘皮と呼ばれる部分をも一緒に挽きくるんだ、 そば本来の香り一杯の粗引きの「そば粉」にしています。
■こだわり・その3:小麦粉
小麦粉は北海道の大地が、育んだ小麦粉を使用しています!
北海道産小麦の特徴は、風味がよく、 その豊で広大な大陸同様、豊かな味わいを大切にし、そばの風味を最大限に生かす粉です。
■こだわり・その4:お酒
地元富山で人気の地酒を使用しています。
富山県は、三方を北アルプス立山連峰などの、山岳地帯に囲まれており、 中央には実り豊かな平野が広がっています。
富山湾、日本海へと開けている天然の巨大ダムともいえる山々からは、 一年を通じて豊かで、清らかな水が生まれるんです!
豊かな大地と清らかな水に育まれた米どころ富山は、日本でも有数の酒どころでもあります。
酒そば本舗の酒そばは、富山で人気の地酒を使用しています。
2013年07月31日
回転寿司屋で食べたいなりうどん
今日のお昼に食べたきつねうどん
回転寿司のサイドメニューにあったのでついオーダーしてしまいました。
握り寿司が一皿2貫で100円という回転寿司チェーン店。1時半を回っているというのに空き席を待つ客でいっぱいだったので、あきらめて店を出ようとしたら、カウンター席が1名空いたのでどうぞと店員さんが言ってくれました。なるほど待っているのは夏休みに入った子供連れの家族客ばかり。テーブル席が空くのを待っていたというわけ。
注文したうどんも寿司と同じように回転するレーンに乗って出てくるのかと思っていたら、後ろから「お待たせしました、きつねうどんです」と店員さんの声がしたのでびっくり。なにせ注文してから1分も経っていませんでしたから。せっかくのことならうどんも回転寿司と同じようにぐるぐる回って出して欲しかった。(笑!
うどんの鉢は大きくても中身は少量。うどんの量目は150g程度か?冷凍麺でしたね。大きな味付けあげが2枚ついていて、税込み210円とは、寿司と同じように安い。
寿司とうどんでお腹が一杯になって、800円でお釣りがもらえるなんて、家族連れで賑わっている理由が分かりました。
2013年07月30日
ラーメンとネギ
お昼に食べた自家製のラーメン
具は乾燥ワカメがあったのでたっぷり入れたのですが、スープの色が濃いのでワカメがどこにあるのかわからい。(笑!
スープの色が濃いのはブラックラーメン系のスープを使ったから。麺は縮れの効かせた太麺を平打ちにしてみました。
食べてみてどうもしっくり来ないのは、ネギがないから。たとえチャーシューやメンマがなくても別段不自由に思いませんが、ネギがなければどんなに美味しいラーメンでも物足りなさを感じてしまいます。
ラーメンにはネギをどっさり入れて食べるのが私流です。
2013年07月29日
組織票の意外な弱点
組織に所属している人のうち少なくとも15人が組織が推した候補者に投票したというのに、開票結果が1票とは、候補者と組織は納得できないかもしれませんね。
ウエブニュースより
参院選:組織票のはずが1票 開票ミスと提訴検討
再集計を求めて中央選管を提訴するとは、もう一度票を読み直ししてくれということなのでしょうか?仮に1票が15票だったとしても、たかだか14票の上乗せでこの比例代表候補が当選できるものでもありますまい。それとも明らかに選管が開票ミスをしているから、選挙結果は無効だと主張しているのでしょうか?
同姓の候補者と同名の候補者が1名ずついたということですから、私が想像するには、案分票を含めて1.538票だったというこては、はっきりとこの候補だと判別できる票が1票と、案分で加算された票が0.538票だったということなのでしょう。組織は15名の組合員に表記した一文字一文字まで確認したのだろうか?
開票作業には立候補した各陣営から立会人が同席しているはずですから、この候補者の陣営の立会人はこの候補者に投票された票数を確認しているはずだとも思ったりしています。
待てよ、話はそんなことよりもっと深刻かも知れませんぞ。いくらなんでも候補者自身が他の候補者の名前を書くわけがないだろう。そうすればはっきりと判別できた1票というのは、候補者本人の票に違いありません。候補者にしてみれば、組織はいったい何をしていたんだということなんでしょう。さらに悪い方に想像を巡らせれば、この候補者には親戚知人は別としても、奥さんはおられなかったのだろうか?独身でなかったとしたら、この候補者の家庭の行く末は悲惨ですね。
村の各家から持ち寄ったぶどう酒を樽に詰めたら、水に化けていたという西洋の童話がありましたよね。この組織に属する組合員それぞれが、「オレが入れなくても他の組合員が投票するはずだ」と思った結果が、1.538票という結果になったように思えてなりません。(笑!
2013年07月28日
上野駅13番ホームの発車ベル
昭和39年、集団就職列車で上京する少年少女たちの心情を井沢八郎が歌い大ヒットした「あゝ上野駅」のメロディーが、上野駅13番ホームの発車ベルに採用されたという話題。
発車ベル「あゝ上野駅」に 13番線ホーム 上野駅開業130年
所用で東京へ行った折り、始発の東京駅からでなく上野駅から上越新幹線に乗り込むことがままあります。地下深くにある新幹線のホームに降りていく通路の左側に行き止まりのホームがいくつか並んでいますが、これが「あゝ上野駅」の舞台となったホームですよね。
時間に余裕のある時などには、すぐ新幹線のホームへ降りて行くエスカレーターの方へ行かずに、人の往来も少なくこころなしか薄暗い感じさえするこのホームに、あえてずしばらくたたずんでみることがよくあります。
どこかに故郷の 香をのせて
入る列車の なつかしさ
上野は俺らの 心の駅だ
くじけちゃならない 人生が
あの日ここから 始まった
・・・名曲ですね。
地下深くもぐった新幹線のホームにも「あゝ上野駅」のメロディーが流れたら、乗客の心にどのように響くだろうか?
JR東日本には、13番ホームだけでなく上野駅の全ホームに「あゝ上野駅」のメロディーを流してもらいたいものだと思いました。
2013年07月27日
ロートルの夢
人間は夢を追う生き物。実際にはあり得ない対決に違いありませんが、このようなことがほんとうに出来たとしたら楽しいでしょうね。
ウエブトピックスより
「D51」vs「リニア」 綱引きしたら勝つのはどっち?
日本人は判官ひいきですから、10人いたら10人が「リニア」が勝ちそうだと思っても「D51」と答えたくなりますよね。それほどSLには不思議な魅力があります。
専門家の意見によれば、「SLはレールに凄まじい摩擦をかけないと、車輪の回転力を上げた場合に空転してしまう。摩擦と空転でエネルギーのロスが生じるのに対し、磁力で動くリニアの車輪は動力を伝えるわけではなく補助輪みたいなものでロスがものすごく小さい。だからリニアの勝ち」と、なんとも味気ない結論です。
記事を読みすすめると、そういう専門家も効率的な新型車両よりも不経済で扱いにくい旧型車両の方が好きなようで、どうも言葉とは裏腹に「D51」に勝たせたい派の一人だということが分かります。
まぁ、「D51」に勝たせたいというのは、ロートルの夢か。(苦笑!
2013年07月26日
これが日本人というもの PART2
22日さいたま市のJR南浦和駅でホームと車両の間に落ちた女性を乗客らが力を合わせ助け出したニュースが世界中に配信され、各国で感動と賞賛を呼んでいるということです。
ウエブニュースより
中韓も驚き・感動…電車押し救助、世界が絶賛
「どうだ!これが日本人というものだ」と、鼻高々です。
その国の国力を測る要因には、確かに経済力や軍事力は欠かせぬかも知れませんが、その国に住む国民の心根の優しさを忘れてはならないはずですよね。
世界中にそのことを知らしめた大スクープと言えましょう。
2013年07月25日
夏バテランキング
ウェザーニューズが行った夏バテに関するユニークな調査結果が目にとまりました。
全国のウェザーリポーター1万9258人に「今の夏バテ具合はどうですか?」と聞き、「もうバテた」「そろそろバテそう」「まだ大丈夫」の3つの答えから返答をしてもらい、夏バテエリアランキングを作成したところ、気温の高低とは無関係に明らかに地域差が見られたということです。
日本列島を襲った猛暑、一番夏バテしたのはどのエリア?
県別ランキングでは、我が富山県が3位に入っているではありませんか?
同じ北陸の石川県(37位)や福井県(30位)、新潟県(42位)と比べても突出していますね。富山県民は暑さに弱いのかな?
注目したいのは、次の東北3県。岩手県(47位)、宮城県(45位)、福島県(40位)と揃って下位を占めています。一般に北国といわれる東北や北陸地方に住む人は、とりわけ勤勉で忍耐強い県民性を持つといわれていますが、夏バテランキングでもその特徴がよく現れているということでしょうか?
いや、必ずしもそうではありますまい。
気温が他の地域に比べて低目ということはあるのかもしれませんが、この3県に住む人々が置かれている状況は、とても夏バテしたなどと弱音を吐いてすまされるものではありませんね。
「復興」の二文字が念頭にあるのみ。とても暑いだの寒いだのと言っている場合じゃないということでしょう。懸命に努力しておられるに違いありません。
東北3県、ならびにこのたび被災された地域の人々には、夏の暑さなどに負けることなく、きっと立派に復興を遂げられることを祈ります。
忍耐強い県民性といわれる北陸・東北圏の中にあって突出して上位にランクされている富山県に住む私としましては、被災された人々のご苦労を思い、かりそめにも「夏バテした」などと弱音を吐かぬよう、今年の夏をしっかり乗りきりたいと思います。
2013年07月24日
本日の昼食はファミレスで・・・。
久方ぶりでファミレスで昼食をとりました。全国展開している大手ファミリーレストランです。
日替わりランチが630円という安さに驚きました。店に入ったのが2時を過ぎていたので、ランチを注文できるかと店員にたずねたら、大丈夫ですというので注文したのですが、店員がまたやってきて「本日のランチは終了しました」と恐縮することしきり。そこで別の日替わりでない方のランチメニューから選んだのがミックスコンボハンバーグランチ、こちらの方は680円。
ビーフハンバーグと、鶏のから揚げ、目玉焼き、ポテトがアツアツの鉄板に乗って出てきました。
いろいろ乗っているからミックスは分かるのですが、コンボってどういう意味かいまいちよく分かりません。まぁ630円の次に安いランチがこれだったので、逡巡することなく速攻で注文したのでした。
スープはセルフで飲み放題、ライスはお好みで大盛りも承りますということでしたが、ならば大盛とは言いにくかったので、澄まし顔で「普通盛りにしてください」。(笑!
ごはんの大盛りをたのめなかった分、スープは和風と中華それぞれ2杯づつしっかりいただきました。
会計で千円札を出したら、お釣りが286円だったところをみると、この店のメニューは税抜き表示で書かれてあったのだなと少々損をしたような気分。ならばもう一杯スープを飲んでおくんだったと、後ろ髪を惹かれるような思いで店を出たのでした。
2013年07月23日
南北問題を夫婦喧嘩にたとえると・・・。PART2
「開城工業団地」再開をめぐる新たなニュースが報じられています。
「開城」南北協議 5回目もまた物別れ
外貨獲得、経済再生の切り札であった開城工業団地を一刻も早く再開したい北の国と、再発防止の確約を取っておきたい南の国の間で5回目の競技がもたれたが、今回も合意することが出来ず物別れに終わったということです。
これを夫婦喧嘩にたとえれば、気にくわないことがあるたびにちゃぶ台をひっくり返して大暴れして来た亭主に、今度ばかりは「もう二度とちゃぶ台をひっくり返すようなことはしませんと約束してくれなければ帰れません」と、古女房が噛み付いているといった状況か?
北の国は朝鮮戦争の「戦勝記念日」と位置づける27日の休戦協定締結60周年に向け、大々的な祝賀行事を予定しており、再開を“成果”としたいということですが、これって「何やかや言ったところで、アイツは俺のもとへ帰って来ざるをえないのさ」と自慢にしようということ?
これはいくらなんでも古女房が可哀想というもの。
「オレが悪かった。これこのとおり、ちゃぶ台の足は床にしっかり固定したから」
工業団地を再開したいのならば、いやほんとうに女房のことを思っているなら、少なくともこのくらいのことを言わないと、いかに出来た古女房といえども元の鞘には収まれないというものでしょう。
2013年07月22日
これが日本人というもの
こんなことがこともなげに出来るのも日本人なればこそと誇りに思ったのは、私に限ったことでありますまい。
ホームで人が挟まれていますというアナウンス1本で、乗客が自主的に電車から降りてきて、駅員と一緒に車両を押して、車両とホームの間に挟まれた乗客を救出したというニュース。
ウエブニュースより
車両押して女性救出、ホームの乗客から拍手が…
挟まれた乗客は作業開始から数分で救出され、乗客からは拍手が起きたということです。
久々に心が洗われるうれしいニュースですね。ホームに居合わせた乗客ならずとも、このニュースに接した人ならば拍手喝采を送らずにいられないのが日本人というものです。
2013年07月19日
セミの声 PART2
本日の日経コラム「春秋」は、動物の発する声について書かれていました。動物の声の大きさは、音量を体積比で測ったなら、断トツ1位はセミであろうということです。昆虫記を記したファーブルがセミについて行ったユニークな実験についても触れています。
セミが鳴く下で大砲を放ってセミの反応を観察したところ、セミは少しも動ずることなく鳴きやまなかったことから、ファーブルは「セミが大声なのは耳が遠いから」と断じたというのです。
コラム氏はこのファーブルの見解に異を唱えています。いわく「雌がしっかりと聞き分けているからこそ雄は叫んでいるはずだ」と。
私もファーブルに異を唱えたい者の一人ですが、コラム氏ともいささか見解が違います。「雌が聞き分けているどころか、雄だって周りの雄が声を張り上げているのをよく認識して鳴いている」というのが、私の見解です。なぜか?
夏、皆さんは"セミの鳴声合戦"をお聞きになった経験はありませんか?
たまたま一昨日セミの鳴声について書いたように、当地ではゼミといえばほとんどがアブラゼミ。夏の終わりごろにツクツクホウシが現れて、名前のごとく鳴き出すのですが、数が少なくなったアブラゼミと、ツクツクホウシの間で行われるのが、この"セミの鳴声合戦"。
ツクツクホウシが「ホウシツクツク、ホウシツクツク・・・」と鳴き始めて、最後の声色を変えるところに来ると、アブラゼミが一斉に「ジー、ジー」と声を張り上げはじめる。するとツクツクホウシは上手に最後の声色を変えることが出来ずに、「ホウシツクツク、ウニィ、ウニィ、ジィー・・・」と不本意そうに声をすぼめてしまう。
これはアブラゼミもツクツクホウシも仲間の声どころか、違った種類のセミの声まで認識していることを表していると言えませんか?
まさかアブラゼミは違った種類のセミに雌が取られそうだというので、大声で鳴くわけではないでしょうね。また上手に声色を変えて鳴き止むことが出来なかったツクツクホウシは、鳴き方が下手くそだからと雌にそっぽを向かれてしまったりするのだろうか?(・・・笑!
ところでコラム氏が主張したかったのは、セミの鳴声のことでも、ファーブルが行った大砲の実験のことでもありません。参議院選挙の運動期間も余すところ2日間、候補者の主張に耳を傾けたいということでしたが、拡声器のボリュウムを一段と張り上げて、名前を連呼するだけの"声"なら、セミの"鳴声合戦"を聞いていた方が余程ましだと思ったりしています。
2013年07月18日
冬虫夏草
「冬虫夏草」って耳にしたことはありましたが、朝鮮人参とかいった類の高価な漢方薬の名前の一種だとばかり思っていました。それにしても冬の虫と夏の草とは不思議な名前をつけたものだと思いませんか?
その冬虫夏草ですが、アリに寄生する菌類であったということを新種冬虫夏草発見のウエブニュースで知りました。
ウエブトニュースより
飯舘の冬虫夏草が新種
モセンゴケやハエトリソウのような食虫植物がいることは知っていましたが、昆虫に寄生する菌類がいたとは知りませんでした。
・・・「夏草冬濤」なら井上靖の小説の名前ですから、こちらの方はよく知っていますがね。
「冬虫夏草」、名前から想像するに、冬の間はアリであったはずが、夏になったら草(菌類)に化けたということなのでしょう。よくよく考えると恐ろしい名前ではありませんか。
これは人間で言えば水虫のようなものか?(笑!
人間ならかゆいのを我慢すればいいだけのことかもしれませんが、生きながらにして体が菌類の一部になってしまうなんて、この菌類にとりつかれたアリの最後こそ凄まじいの一言につきます。もっともそれを自然の山野から探し出してきて、百薬の長として高値で売り買いする人間も、凄まじさでは劣らぬ生き物に違いはないのでしょうけれど・・・。
2013年07月17日
セミの声
今年の夏はいわゆる猛暑と呼ばれる夏になるようですが、梅雨は雨量が少ない空梅雨と言われながらも、6月の降水量は例年と変わらない観測量であったとも報じられていますから、暑いだの寒いだのという人間の感覚は、いい加減なものなのかもしれないと思ったりしています。
夏と言えば鳴声を聞くだけで、汗が吹き出してくるのがセミ。「ミーン、ミンミン」という搾り出すような鳴声を聞くだけで、体感温度は2度上昇するのではないかと思うくらいです。
そのセミは人間と違って今年の猛暑を先刻見通してしていたようだという話題が報じられています。
ウエブトピックスより
猛暑、セミも知ってた? 各地で初鳴き早く 気象庁の生物観
さて私は先ほどセミの鳴声を一般的な「ミーン、ミンミン」と表現しましたが、これはミンミンゼミの鳴声だったかな?当地富山ではセミといえば10匹中8匹までがアブラゼミ。体も羽根も茶色のやや体型の大きいセミです。アブラゼミの鳴声は「ジー、ジー」とも聞こえますね。残りの2割は夏の終わりごろに見かけるツクツクホウシ。鳴声がそのまま名前になっていますね。
数年前の夏に所用で大阪に行ったおり、地下鉄の出口で耳にしたセミの大合唱は、「シャワ、シャワ、シャワー」とも「サワ、サワ、サワー」とも聞こえました。子どものころよりセミといえば「ミーン、ミンミン」か「ジー、ジー」と鳴くものと思っていましたので、はじめは何の音かと戸惑い、辺りを見回したことを思い出しました。あれはいったい何ゼミだったのだろう?
皆さんの所では、セミはなんと鳴きますか?そしてやはりセミの声を聞くと体感温度が上がるものでしょうか?
2013年07月16日
ウスバカゲロウ
今朝珍しい昆虫に出会いました。
何か黒いものがひらひっらと体にまとわりつくように飛んでいるので、はじめは蛾かと思ったのですが、よく見ると細長い胴体に薄く透き通った羽根。トンボのような体をしているけれど、トンボのように直線的にすいすい飛ばずに、チョウチョのようにひらひらと舞うように飛んでいます。
これはひょっとしてウスバカゲロウか?
カメラを近づけるとすぐ逃げてしまうので、10分ぐらい追いかけっこをして、止まったところをようやく撮りました。
止まっている姿は胴体が細長いのでまるでトンボのように見えますが、確かトンボは羽根を広げたまま止まるず。この昆虫はチョウチョのように羽根を閉じて止まっています。
ところでウスバカゲロウって、「ウスバ・カゲロウ」というイメージで区切って呼ぶのだと思いますが、そうすれば「薄羽・蜻蛉」と書きたくなりますから、薄い羽根を持ったトンボ(蜻蛉)ということになりますね。昔の人は、やはり体型からしてトンボの一種だと考えたのでしょう。
これが「ウスバカ・ゲロウ」だったら、大変だ。私はどうしても「薄馬鹿・下郎」って書いてしまいますよ。いかに虫といえども可哀相すぎる。(笑!
さてこのウスバカゲロウですが、幼虫のときはアリジゴクという恐ろしい名前がつけられていますね。数ある昆虫の中でも、これだけ幼虫の時と成虫になってからの名前が乖離している昆虫は、ウスバカゲロウだけと言ってもいいでしょう。
写真を撮りながら、このウスバカゲロウはいったい何匹のアリを捕えてその体液を吸って来たのだろうと思いました。薄黒い体色は、何匹ものアリを捕食して来たからに違いないと・・・。
2013年07月15日
日本が石油輸出国となる日PART5
本日の日経第一面トップの記事は、「航空機燃料 藻から量産」という目をみはるニュースでした。
藻から航空機燃料量産 価格10分の1に
IHIが強みの培養設備など医薬品プラント技術を活用し、藻の体積の5割を燃料として低コストで大量生産できる技術にめどをつけたと報じています。
光合成により効率よく炭化水素を作り出す藻類が発見されたというニュースからおおよそ2年半、生産コストはすでに1リットルあたり500円とトウモロコシなどの種子を原料とするバイオ燃料の半分程度にまでになっていて、これを量産することにより100円までにする計画を組んでいるということですから、これは商業ベースで事業化に踏み切ったということですね。
・・・IHIの新技術に期待すること大です。
近い将来日本が石油輸出国となる日を予言するビックニュースといえましょう。
2013年07月14日
"トキメキ”という名のトキがいることご存知ですか?
ウエブトピックスより、
トキの繁殖期終わる~佐渡 きょうだいペアに戸惑う現場
佐渡島のトキを自然に放つ計画が実施されて丸2年。これまで125羽が放鳥され現在生存しているのは73羽(本州に1羽)ということです。
ちなみに本州の1羽というのは、当地富山県の東部に位置する黒部市付近に居づいてしまったメスのトキのこと。「トキメキ」という名前をつけられ、住民に親しまれています。
放鳥開始以降、自然界で巣立った幼鳥は計12羽になるそうですが、このうち6羽が同じペアから生まれているため、半数が兄弟であるということになります。人間の世界なら兄弟が多いのは結構なことかも知れませんが、何しろ絶対数が少ないトキのこと、今後きょうだい間でペアを作る可能性がさけらず、近親交配の及ぼす影響に環境省は頭を悩ませているということです。実際に今年は3組のきょうだいペアが確認され、兄妹から4羽が孵化(ふか)したということです。
もともとこのトキたちは、純日本産トキが絶滅した後、中国よりもらい受けた1ペアと雌2羽、雄1羽で繁殖がスタートしたのでしたが、人工の下で近親交配を避けながら増やされてきたということです。
ところが自然界ではそのコントロールができませんから、兄と妹でペアを作ってしまうということも発生してしまう。
さてそこで黒部市に居づいてしまったトキメキに注目してみたいのです。すでにトキメキは卵を何個も産んでいるということですから、立派に繁殖能力のあるメス鳥に違いありません。環境省は来年の放鳥計画に、黒部市周辺で複数羽のオス鳥を含むトキを放つことを検討してみてはどうか?
佐渡以外の自然界で血筋の系統の違うトキが繁殖すれば、今後近親交配を防ぐ手段として有効に利用できるのではないかと、俄か生物学者( ← 私のことです。・・・笑!)は考えています。
まぁ人間の世界でも変人と呼ばれる変わりだねがいるように、トキの世界でも変わりだねがいるとしたら、トキメキは変人ならぬ"変鳥"なのかも知れません。そんな"変鳥"にパートナーがつくかどうかは、鳥でもない私に分かろうはずもありませんが・・・。(笑!
まったく無責任な生物学者で申し訳ありません。(反省!
2013年07月13日
「熱中」と「熱中症」
日本列島は連日の猛暑にさらされ、各地で熱中症による緊急搬送者が続出しているとニュースは伝えています。さてこの「熱中症」という言葉ですが、私らが子どものころにはあまり耳にしなかった言葉のように思います。「日射病」とか「熱射病」とかいう言葉なら、聞いたように思いますが・・・。
試合中熱中症でダウンした高校野球の選手に、指導者が不満を漏らしたことに対して、非難が殺到しているという話題が報じられています。
埼玉大会で熱中症球児に苦言、ネットで大ブーイング
冷房の効いた室内にいてさえ目まいがする日中の猛暑の最中に、グランドで熱戦を繰り広げる高校球児、いかに日々の猛練習で鍛えた体といえども「熱中症」に襲われる選手がいないという方がおかしい。
指導者にしてみれば、自分が現役でやっていたころは、試合中に「熱中症」で倒れるというような選手などいなかった。気合が足りないのじゃないかと言いたかったのかもしれませんが、そのころただ単に「熱中症」という言葉がなかっただけのことじゃないか?「熱射病」で倒れた選手なら、ごろごろいたんじゃないかと・・・。(笑!
そもそも「熱中」とは、「一つの物事に深く心を傾けること。夢中になること」。まさに甲子園のグラウンドを夢見て、野球一筋に心を傾けている高校球児にふさわしい言葉といえますが、その語尾に「症」がつくだけで、「高温度下で労働や運動をしたために起こる障害」となってしまうのは、何んとも皮肉と言わざるをえません。
さて選手の夢を叶えようと指導者も熱中するのは分からぬでもありませんが、選手の体力を超えた熱中は「熱中症」を招くことになりかぬことを十分わきまえるべきと言えましょう。
2013年07月12日
踊るDJポリス
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々・・・」と囃子たてれば、子供から年寄りまで踊りはじめるという徳島の阿波踊り。お巡りさんも人の子、例外ではなかったという話題。
ウエブトピックスより
阿波踊り:躍るお巡りさん 徳島県警、10年ぶりに参加
さしずめDJポリスならぬ阿波踊りポリスですな。(・・・笑!
もともと県警は1950年代半ばから約20年間踊りに参加していたそうですが、2004年以降は踊り手の減少や警備の都合で"見る阿呆"の側に甘んじて来たということです。それが市民と交流を深めることで防犯意識を高めようと若手警察官が発案したことを契機に、今年10年ぶりに参加することが決まったとのこと。
・・・いっそのこと警視庁のDJポリスも招待したらどうか?
「お巡りさんも見る(警備)方の阿呆よりは、踊る方の阿呆になりたいんです」なんて言えば、これは大うけ間違いなし。市民との交流も大いに深まろうというものでしょう。(・・・爆笑!
2013年07月11日
無人機が航空母艦に着艦する時題
操縦士がいない無人機がはじめて航空母艦への着艦に成功したという話題。
ウエブニュースより、
無人機の空母着艦に成功 史上初
折りしもアメリカのサンフランシスコ国際空港で着陸に失敗したアシアナ航空の旅客機には、操縦士が4人も搭乗していたということですから、とりわけ無人機の着艦成功のニュースが際立って感じられます。
・・・着艦できるくらいなら、体当たりなどは容易だろうなと思いました。まぁ、そんなことをせずとも今日では、遥か後方より発せられたミサイルに任せればいいことですが・・・。
68年前の夏、自らの尊い命を投げ打って米軍の艦船に体当たりを敢行したこの国の若者のことが、脳裏に浮かびました。彼らが空母に着艦までしてしまうこの無人機のことを知ったなら、いったいなんと言うだろうかと・・・。
2013年07月10日
初手「電源OFF」
電子機器の発達は目覚しいものがあり、今やスマホなどの携帯電子機器が一人に1台の時代になろうとしています。調べたいことがあれば、その場ですぐに調べることができる。
以前プロの将棋棋士とコンピューターの対戦で、人間が機械に遅れをとってずいぶん話題になりましたが、今度は人間どうしの対局でもこんな配慮までしなければならない時代になったという話題。
ウエブトピックスより
「電源OFF」で疑惑封じ
このほど日本将棋連盟の総会で、初手は「7六歩」でも「2六歩」でもなく、「電源OFF」とすることを申し合わせたというのです。
コンピューターが専門棋士を負かすまでになったのは、膨大な過去の専門棋士の対局のすべてを初手から最後まで系統立てて記憶し、それを元に応手できるソフトが開発されたからと聞きます。
さらにこの局面は、何年何月何日に○○八段と△△名人の対戦で現れた局面と同じで、ここで先手の○○八段はこう指したが、△△名人の放った角打ちが攻防の名角で、名人の勝ちに終わったというようなことが、携帯電子機器でもすぐに調べることができるようになりました。
そこで日本将棋連盟では先手を打って、初手「電源OFF」を対局規定に盛り込むことに決めたというのですが、日本将棋連盟が下したこの決断は、はたして最善手と言えるでしょうか?
プロ棋士は先のコンピューターとの対戦結果に加えて、ここでも著しく専門棋士としての矜持を傷つけられることになるのではないか?
まぁ、通常総会でそのように決したということですから、、初手「電源OFF」は、棋士にしてみれば、最善手ではないと知りつつも、どちらかといえば「負けない手」を指したという感覚なのかもしれませんね。
「負けない手」ということであれば、これはこれで立派な着手と言えるかもしれません。